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放射能

読み方ほうしゃのう
英語表記:radioactivity,activity

放射能には、2つの意味があり、一つには、放射性核種(=放射性物質)がアルファ線ベータ線またはガンマ線等の放射線放出する性質またはその能力をいう。
他の一つは、放射性物質の量を表すもので放射能の強さ意味し、1秒間あたり1個の原子核崩壊するとき放射能が1ベクレルBq)であるという。
この放射能の単位は、1896年にA.H.Becquerelがウラン塩が日光さらされなくても長時間放射線を出すことを発見し、このベクレルの名前から付けられた。
単位キュリーCi)は、1898年にM.Curieがこの現象にRadioactivityという名を付けたことからキュリー夫人の名前にちなんで付けられた。またピッチブレンド研究ではじめ発見した核種を、故郷ポーランドにちなんで、ポロニウム名づけた。

放射能 (アルバム)

(Radio-Activity から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 02:20 UTC 版)

『放射能』
2009 remastered edition
クラフトワークスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル 電子音楽
シンセポップ
時間
レーベル EMI/Capitol
プロデュース ラルフ・ヒュッター
フローリアン・シュナイダー
専門評論家によるレビュー
クラフトワーク アルバム 年表
アウトバーン
(1974年)
放射能
(1975年)
ヨーロッパ特急
(1977年)
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放射能』(ほうしゃのう、英:Radio-Activity、独:Radio-Aktivität)は、ドイツテクノユニット、クラフトワークのアルバム。1975年10月に発売された。

解説

本作はクラフトワーク初のヒュッターシュナイダーによるセルフプロデュース・アルバム。クリング・クラングスタジオで録音され、ヒュッター/シュナイダー/バルトス/フリューアのラインナップで演奏された初の作品。全曲ヒュッター/シュナイダー作で、エミール・シュルツが作詞とジャケットデザインに協力した。

国民ラジオ DKE38

日本でのアルバムタイトルは「放射能」となっているが、ハイフンの入った英題「Radio-activity」(および独題)は「ラジオの活動」という意味も含んでいる(放射能を表す英単語は、ハイフンなしのRadioactivityである)。第2トラック、邦題「放射能」である曲のほうの英独題はハイフンを含まない。

A面の1、2、6、B面の4は放射能を、A面の3、4、5、B面の1、2、3、5、6はラジオを主題に扱っている。ジャケットにはナチス政権の宣伝省が1930年代後半に導入した「国民ラジオ」DKE38型の絵が描かれている。A面の「ニュース」では原子力発電のことについて触れている。

第2トラックの曲「Radioactivity」の、1980年代末以降のライブでみられるアレンジ(リミックスアルバムのTHE MIXやライブアルバムミニマム・マキシマムに収録されている)では、冒頭にセラフィールド再処理場についての警告が[1]、曲中にはチェルノブイリやヒロシマといったフレーズと、歌詞中のRadioactivityという単語の前にStopの語が追加されている[2]

更に2012年7月7日幕張メッセで行われた反原発ライブイベント「NO NUKES 2012」(YMOが「Radioactivity」をカヴァーした)で このイベントに参加したクラフトワークは、同曲を福島の原発事故を明確に意識し反原発(反放射能汚染)を訴える坂本龍一の監修による日本語詞で歌唱し現在も世界中のライヴで歌い続けている。幕張での様子は公式サイトの冒頭にもリンクされている。

収録曲

A面
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「ガイガー・カウンター(放射能測定器) - Geiger Counter」("Geigerzähler")
2. 「放射能 - Radioactivity」("Radioaktivität")
  • Hütter
  • Schneider
  • Emil Schult
3. 「ラジオ・ランド - Radioland」
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
4. 「エアウェーヴス - Airwaves」("Ätherwellen")
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
5. 「中断 - Intermission」("Sendepause")
  • Hütter
  • Schneider
6. 「ニュース - News」("Nachrichten")
  • Hütter
  • Schneider
B面
# タイトル 作詞・作曲 時間
1. 「エネルギーの声 - The Voice of Energy」("Die Stimme der Energie")
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
2. 「アンテナ - Antenna」("Antenne")
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
3. 「ラジオ・スターズ - Radio Stars」("Radio Sterne")
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
4. 「ウラニウム - Uranium」("Uran")
  • Hütter
  • Schneider
  • Schult
5. 「トランジスター - Transistor」
  • Hütter
  • Schneider
6. 「オーム・スイート・オーム - Ohm Sweet Ohm」
  • Hütter
  • Schneider

脚注

  1. ^ 「ミニマム・マキシマム」版のみ。英語版/ドイツ語版とも、語り部分は英語。
  2. ^ "Stop"の語が追加されたのは、1981年のコンピューター・ワールド・ツアーから。また、同ツアーのアレンジでは、後半ドイツ語で歌う部分のみ英語版の"Chain Reaction〜" の歌詞が追加されている。

外部リンク



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