RRダイナー
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ノーマ・ジェニングス 演:ペギー・リプトン 吹替:松岡洋子 RRダイナーの経営者。 ウエイトレスを兼務しながら、毎日絶品のパイを提供する。その傍ら、ローラ・パーマーの発案によるミールズ・オン・ウィールズにも協力を惜しまなかった。 既婚者であるものの、高校時代の交際相手にあたるエド・ハーリーとは、現在もなお憎からず想い合っている。その一方で恋愛運の欠如を自認しており、類似の境遇にある従業員のシェリー・ジョンソンとは強固な友情によって結ばれている。 20年前、ミス・ツイン・ピークス・コンテストに優勝した美貌は未だ健在である。しかしながら、薄幸の美女でもある。どうしても、自分自身の幸福よりも、まず周囲のそれを優先してしまう。 『ファイナル・ドキュメント』によれば、旧姓はリンドストロムである。両親のマーティとイルサはすでに物故している。高校時代は、チアリーダー部長にして、ローラと同様学園祭の女王であった。 ヘンリー・“ハンク”・ジェニングス 演:クリス・マルケイ 吹替:郷里大輔 ノーマ・ジェニングスの夫。 かつては、ブックハウス・ボーイズの一員にして、ハリー・トルーマンの親友であった。現在は、服役囚として獄中にある。 罪状は、過失致死である。自動車運転の際に不注意によって、道端の浮浪者を轢死に至らしめたという。 逮捕以前は必ずしも、よき隣人・家庭人ではなかった。しかしながら現在は、模範囚として、仮釈放の審理を目前に控える。ノーマに対しても、離婚を期する心中に気付いているのかいないのか、更生を誓う。 『シークレット・ヒストリー』によれば、母親のジョリーンに溺愛されて成長した。父親のエミールもまた、前科者であった。 高校時代はハリーらと共に、ランバージャックスの一員として活躍した。 『ローラの日記』によれば、交通事故の発生は、1987年12月23日の深夜であった。 アニー・ブラックバーン 演:ヘザー・グラハム 吹替:佐々木優子 ノーマ・ジェニングスの妹。 ウエイトレスとして、RRダイナーに勤務する。それまでは、長らく修道院にあった。 自殺未遂の過去があり、その古傷が現在も左手首に残っている。 空想の世界や自然を愛する、内向的性格である。人気者のノーマとは対照的に浮世離れした変人とみなされているが、その関心は徐々に、自分自身の内面世界から現実世界へと向かいつつある。そうした矢先に巡り合う事となるのが、デイル・クーパーであった。 『ファイナル・ドキュメント』によれば、生年は1973年である。ノーマとは異母姉妹にあたる。母親のヴィヴィアンはノーマの父・マーティの不倫相手であった。 マーティの死後、ワシントン州ケニウィックのカトリック系寄宿学校へと進学する。ヴィヴィアンの結婚に伴って、厄介払いをされたのである。卒業後は、そのまま寄宿学校付属の修道院にて、新生活を開始する事となる。
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