PC向けグラフィックスとは? わかりやすく解説

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PC向けグラフィックス (Graphics)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 18:53 UTC 版)

Matrox」の記事における「PC向けグラフィックス (Graphics)」の解説

1999年以降Matroxは、複数台のモニタ単一カードによって表示させる機能持ったグラフィックスカード/GPUを中心にラインナップしている。その顧客も主に業務用途ユーザー念頭に置いており、主な対象となるのは金融医療ビデオ編集軍事などの分野である。 1990年代前半から中盤にかけ、Matrox Millenniumシリーズ2D描画速度において、圧倒的な高性能発揮し同時にシャープ画質でも知られていた。しかし、コンシューマー分野において3D3Dゲーム)の描画性能重要視されるうになると、Matrox市場シェア少しずつ落ちていった。それに対してMatroxDirectX対応し3D性能改善させたG400市場投入したが、その後G450G550では性能向上はおこなわれず多くコンシューマー要求答えことはなかった。 2002年には設計刷新した Parhelia-512を投入し同社パフォーマンス市場への復帰期待された。しかしコンシューマー向け市場成功を収めることはできず、以降ビジネス向け・産業向けの製品主力となっている。 2005-2006年には既存ディスプレイ出力マルチディスプレイ出力機能付与するコンソールであるDualHead2GoとTripleHead2GoというGraphics eXpansion Modules称するグラフィックボックス製品リリースされている。 2008年久々の新グラフィックスカードMシリーズ」を発表したAMD(旧ATI)とNVIDIAPC向けGPU市場独占したCPU内蔵GPUに関してインテルも含む)2000年代以降も、業務用マルチディスプレイと言う特殊な用途もあって自社グラフィックスカード自社開発GPU採用し続けていたが、2014年9月、ついにAMDGPU採用した業務用グラフィックスカードCシリーズ」を発表した2020年1月には、NVIDIA Quadroカスタムチップ採用した組み込み向けグラフィックスカードDシリーズ」を発表したMシリーズ製造・販売は、2021年現在もまだ続けられている。

※この「PC向けグラフィックス (Graphics)」の解説は、「Matrox」の解説の一部です。
「PC向けグラフィックス (Graphics)」を含む「Matrox」の記事については、「Matrox」の概要を参照ください。

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