Nゲージ用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 14:26 UTC 版)
セットラック (ST) は#80 = コード80の洋白レールを用い、木製枕木の表現がなされている。 直線は58、87、174 mm の三種、曲線はNo.1 = R (半径) 228、No.2 = 263.5、No.3 = 298.5 mm の三種で、角度はスタンダード (22.5°:16本で円になる) とダブル (45°:同様に8本で円になる) の2種があり、No.1のみにハーフ (11.25°) の設定がある。 分岐側曲線がNo.1スタンダード (R 228 mm、22.5°) のカーブレールと揃えられているベーシックなST-5、6の小型ポイントのほか、Electrofrog(通電式フログ)の中型 (SL-E395/右分岐、SL-E396/左分岐) 、大型 (SL-E388/右、SL-E389/左) 、ダブルカーブ (SL-E386/右、SL-E387/左) 、中型Y字 (SL-E397) の各製品がある。 ストリームライン (SL) にはフレキシブル線路があり、長さ914 mm (36インチ) の#80 = コード80洋白レールを用い、これのみ、枕木の表現に木製タイプ (SL-300) とPCタイプ (SL-302) の2種類がある。 そのほかストリームラインには、ジョイナーや、木とPC、2種類のばら売り枕木のほか、アクセサリーとして、レール組みの車止めや、ダミーのAWSランプ (自動列車警報装置地上子) がある。 ピィコNファイン 枕木部分にレールの下部を埋め込み、見た目の高さを#55 = コード55相当に低く見せるようにした製品で、枕木上のレール高さは#80に比べ1 mm 程度低くなっている レール断面は、通常の「I」字形に対し「土」の字に近いものとなっており、枕木のモールドに隠れている部分を含めたレール自体の高さは#55と変わらず、それによって強度を確保し、ジョイナーも通常のものがそのまま利用できる。加えて、より細く見えるようにレール頭部も小振りにされている。 他のレールと接続する際には、道床厚の調整によるレール上面の高さ合わせが必要となる。また、線路終端などでは実物のレールと乖離したレール断面が見え、実感が損なわれるため、ある程度の工作や他種のレールとの併用を検討するなどの工夫が必要になる。 なお、HO/OOなどの大きいスケールでは、細いレールでも保持できるため、半埋め込み型レールは「ピィコNファイン」だけの特徴である。
※この「Nゲージ用」の解説は、「Peco」の解説の一部です。
「Nゲージ用」を含む「Peco」の記事については、「Peco」の概要を参照ください。
- Nゲージ用のページへのリンク