MPC-200シリーズとは? わかりやすく解説

MPC-200シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 04:23 UTC 版)

カシオペア (コンピュータ)」の記事における「MPC-200シリーズ」の解説

CPUCrusoe TM5600トランスメタ製)を採用したシリーズで、液晶は8.4インチ大型化し、ポインティングデバイススティック型となった。厚みは従来より4.4mm薄い21.0mmになった重量は840gから990gに増加している。PCカードスロットの他にCFカード専用スロットを持つ他、USB1.1IEEE1394有線LAN外部ディスプレイ接続などインターフェース充実した。MPC-200系、MPC-210系が個人向けモデルで、MPC-220系が企業向けモデルMPC-205/MPC-206 シリーズ初期モデル2001年3月12日発売のMPC-205はCPUが500MHz動作、96MBのメモリユーザー領域80MB、増設最大192MB)、10GBのHDD搭載した下位機種で、他方3月5日発売のMPC-206は600MHz動作CPU、128MBメモリユーザー領域112MB)、20GBのRAM搭載した上位機種となっている。OSはいずれWindows Me。MPC-205をベース筐体パールピンク色としハローキティデザイン施したものが、サンリオから「ハローキティ モバイルパソコンFIVA」の商品名で、2001年3月下旬より限定500台が185,000円で販売された。 MPC-206VL 2001年7月上旬発売。MPC-206をベースHDDを30GBに増量したほか、基板リビジョン変更により増設時の最大メモリ容量を256MBとしたモデルバッテリー長時間駆動が行えるようになったOS通常のWindows Meのほか、Midori LinuxLinux 2.4ベーストランスメタディストリビューション)を利用した独自環境でも起動できるデュアルブート仕様となり、本体右側設けられスイッチによって選択ができる。外装も205/206のシルバー緑色組み合わせから緑色部分青色のものへと変更された。 MPC-225系 2001年8月下旬発売され企業向けモデルOSMicrosoft Windows 2000 ProfessionalCPUが500MHz動作、160MBのメモリユーザー領域144MB、増設最大256MB)、20GBのHDD搭載している。HDD上にシステムリカバリ用の領域用意しており、スイッチ操作システム環境初期化が行える独自のリカバリシステムを持つ。パッケージとしては通常モデルのMPC-225BSのほか、大容量バッテリー付属したMPC-225BLがラインアップされた。 MPC-216XL 2001年11月21日発売デュアルブート構造そのままに、Windows側のOSMicrosoft Windows XP Home Edition更新したモデルハードウェアMPC-206VLベースだが、HDD容量半分の15GBとなっている。

※この「MPC-200シリーズ」の解説は、「カシオペア (コンピュータ)」の解説の一部です。
「MPC-200シリーズ」を含む「カシオペア (コンピュータ)」の記事については、「カシオペア (コンピュータ)」の概要を参照ください。

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