LEVEL_4_(globeのアルバム)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > LEVEL_4_(globeのアルバム)の意味・解説 

LEVEL 4 (globeのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 15:26 UTC 版)

『LEVEL 4』
globeスタジオ・アルバム
リリース
録音 Rojam Studio(Tokyo)
avex honolulu Studio(Hawaii)
Bernie Grandman Mastering(Tokyo、マスタリング)
ジャンル J-POP
トランス
時間
レーベル avex globe
プロデュース globe
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会
  • globe アルバム 年表
    PIANO globe 〜globe piano collection〜
    2003年
    LEVEL 4
    (2003年)
    global trance best
    (2003年)
    EANコード
    EAN 4988064700141(2003年)
    『LEVEL 4』収録のシングル
    テンプレートを表示

    LEVEL 4』(レベル・フォー)は、globeの9枚目のフルアルバム。発売元はavex globe

    解説

    2003年3月26日にシングル「get it on now feat. KEIKO」と同時発売。オリジナルアルバムでは初めてコピーコントロールCD(CCCD)を導入した。globeにYOSHIKIが加入した後に初めて発表されたオリジナルアルバムである。ただし、2002年11月27日にシングルとして発売していた『seize the light』以外にYOSHIKIが手掛けた楽曲は存在しない。楽曲制作以外では小室哲哉と連名でシンセサイザーを演奏している。なお、その後のglobeとYOSHIKIのコラボレーションに関してはglobe extremeの項を参照。

    「まず音色を制作する現場の人達が、僕らの作った音色を楽しんで欲しい」というコンセプトで制作された。小室の作業が立て込んでいる時はYOSHIKIがボーカルディレクションを行った[1]

    シンセサイザーはKORG KARMAAccess Virusシリーズ・Nord Lead3Elektron MachinedrummicroKORGRoland V-Synthをメインに使用された。「get it on now feat. KEIKO」「INSIDE feat. MARC」「blow」においては、Roland V-Synthに取り込んだKEIKOの声をバリフレーズ機能等で作り込んで鳴らした[2]

    デビュー以来、オリジナルアルバムはオリコンチャート(週間)10位以内を記録していたが、本作の最高順位は17位となりオリジナルアルバムとしては初めて10位を下回った。これは2025年現在、globeのオリジナルアルバムの中では最も低い順位である。

    収録曲

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.out of © control小室哲哉・RAP詞:MARC[注釈 1]小室哲哉小室哲哉
    2.get it on now feat. KEIKO小室哲哉・RAP詞:MARC小室哲哉小室哲哉
    3.weather report小室哲哉・RAP詞:MARC小室哲哉小室哲哉
    4.THE BOXKEIKO・小室哲哉小室哲哉小室哲哉
    5.this is the last nightMARCMARCMARC
    6.INSIDE feat. MARC-小室哲哉小室哲哉
    7.seize the lightYOSHIKI・小室哲哉YOSHIKIYOSHIKI
    8.blow-小室哲哉小室哲哉
    9.compass小室哲哉・RAP詞:MARC小室哲哉小室哲哉
    合計時間:

    楽曲解説

    1. out of © control
      • 本作と同時発売である29thシングルのカップリング曲。
      • 表記はないがアルバムバージョン。
      • メロディが一瞬でひらめいた後、歌詞も書き始めて3~4時間で出来た[1]
    2. get it on now feat. KEIKO
      • 本作と同時発売である29thシングル。
      • アルバムの中で最後に出来た曲[1]
    3. weather report
      • テーマは「携帯機器で全てを済ませた気になっている様な、ライフスタイルの歪みを俯瞰で眺める主人公」[1]
      • メロディは「TM NETWORKに近いポップな感じ」と称している[1]
    4. THE BOX
      • テーマは「現代のライフスタイルの歪み」「進みすぎて、遅れすぎているバランスの悪さ」で、タイトルはそれによる閉塞感を表した[1]
    5. this is the last night
      • 現在globeの楽曲で小室が制作に携わっていない唯一の曲。
    6. INSIDE feat. MARC
      • 歌詞表記はないがインストゥルメンタルではなく、マークのラップが随所に挿入されている。
      • 一部のメロディで使われているKEIKOの声はサンプリングではなく、音声合成である[1]
      • 「アイウエオ」と言ってもらったものを取り込めば、仮歌が作れる機械を1999年からある楽器メーカーと共同で開発していた。その試作機を使って出来た曲[1]
    7. seize the light
      Additional Arranged: 小室哲哉
    8. blow
      • 「INSIDE feat. MARC」と同じノウハウで作った[1]
      • テーマは「最後の曲の前だから、少し肩の力が抜けるように」作ることを心掛けた[1]
    9. compass
      • 28thシングルのカップリング曲。
      • 表記はないがアルバムバージョン。

    クレジット

    • Produced : globe
    • All Synthesizer Performed : 小室哲哉, YOSHIKI
    • Guitars : 松尾和博 (#2), Chami (#5), YOSHIKI (#7)
    • Mixed : Dave Ford, 小室哲哉
    • Mastered : 前田康二
    • Engineered : 佐竹央行, 若公俊広, Troy Gonzalez, 杉山勇司, Dokk Knight
    • Synthesizer Programming : 岩佐俊秀
    • Programming ("this is the last night") : 245 (MARC, Chami)
    • A&R Chief : ほしのしげのぶ
    • A&R : ごとうけんご, 佐々木淳
    • Supervised : 下川大介
    • Production supported : おおきけんと
    • Advisory produced : 千葉龍平, 新崎英美
    • General produced : 林真司, 大下勝朗, 土屋純一
    • Executive produced : 松浦勝人
    • Art Direction, Design : THROUGH.
    • Photographer : 舞山秀一

    [3]

    脚注

    注釈

    1. ^ 本曲のみ「MARC'S PART Words」表記。

    出典

    1. ^ a b c d e f g h i j ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』2003年4月号「globe 新たなサウンドの波動」132P-133Pより。
    2. ^ リットーミュージック刊『キーボード・マガジン』2003年5月号より。
    3. ^ CDに封入している歌詞カードより。

    「LEVEL 4 (globeのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例

    Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「LEVEL_4_(globeのアルバム)」の関連用語

    1
    78% |||||

    2
    10% |||||

    3
    6% |||||

    4
    4% |||||


    LEVEL_4_(globeのアルバム)のお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    LEVEL_4_(globeのアルバム)のページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのLEVEL 4 (globeのアルバム) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
    Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
     Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
    この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
    浜島書店 Catch a Wave
    Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
    株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
    Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
    研究社研究社
    Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
    日本語WordNet日本語WordNet
    日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
    WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
    日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
    Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
    「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
    EDRDGEDRDG
    This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS