KB-3001号【KB-3001ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第13738号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | KB-3001号 よみ:KB-3001ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カネボウアグリテック株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区赤坂9丁目5番24号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 馬場彦、倉澤達也、鈴木正樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(埼玉県秩父郡両神村産)から選抜して育成されたものであり、菌さんがかなり大、断面の形態は凹形、中心部の色が淡褐色で、菌柄の形がとっくり型の施設栽培向きの品種である。菌さんの断面の形態は凹形、大きさはかなり大、中心部及び周縁部の色は淡褐色、厚さはやや薄、肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、幅は狭、密度は中、色は白色、菌柄への付き方は垂性である。菌柄の形はとっくり型、長さは極長、太さはやや細、色は淡色、断面は中実、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間はやや長、菌かき後の発生までの期間は中、発生最適温度及び生育最適温度はやや高である。収量性及び有効茎本数は中である。「あきたLD11号」と比較して、菌さんの断面が凹型であること、菌柄の形がとっくり型であること等で、「ウマッシュくん」と比較して、菌さんの断面が凹型であること、菌柄の断面が中実であること等で区別性が認められる。なお、「あきたLD11号」及び「ウマッシュくん」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者の施設(群馬県多野郡新町)において、野生種(埼玉県秩父郡両神村産)の子実体を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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