ウマッシュくん【ウマッシュクン】(きのこ類)
登録番号 | 第7038号 | |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | ウマッシュくん よみ:ウマッシュクン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 阿部実 菅原冬樹 山田尚 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種の子実体から組織分離を行って育成されたものであり,菌さんの色が褐,菌さんの断面の形態が平形,菌柄が極長の菌床栽培向きの品種である。 対峙培養等では出願者の保存菌株「ALD11」及び「ALD14」との帯線形成等が有,菌叢表面の性状は平滑,菌糸生長最適温度は極低である。菌さんの断面の形態は平形,大きさはやや大,中心部及び周縁部の色は褐色,厚さ及び肉質は中である。子実層たくの並び方は正常,幅はかなり狭,色は白色である。菌柄の形はとっくり型,長さは極長,太さはやや細,色は淡色,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.9以上である。子実体の発生形は株状,発生最盛期までの期間はやや長,菌かき後の発生までの期間は中である。収量性は中,有効茎本数はかなり少である。 「ALD11」と比較して,菌さんの断面がの形態が平形であること,菌柄の形がとっくり型であること,子実体の発生型が株状であること等で,「ALD14」と比較して,菌糸生長最適温度が低いこと,子実体の発生型が株状であること等で区別性が認められる。なお,「ALD11」及び「ALD14」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者の施設(秋田県河辺郡河辺町)において,野生種(秋田県産)の子実体から組織分離を行い,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「こまちたけ」であった。 |
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