JALグループ内での再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 03:21 UTC 版)
「ジャルパック」の記事における「JALグループ内での再編」の解説
2000年(平成12年)から翌年にかけて国内各地の支店業務をJALセールスネットワーク(JSN)へ業務委託した。2002年(平成14年)の日本航空による日本エアシステムの実質的な吸収合併(日本航空システム発足)に伴い、JALセールスネットワークはJALセールス(JSA)へと組織変更したが、この時期は日本航空グループが販売体制の模索をしている時期で、JALセールスはジャルパックだけでなく日本航空本体の契約旅行会社への営業も担当するようになった。しかしこの一元セールス方式は社内からも社外からも不評で、2006年(平成18年)に日本航空グループの販売体制再編に伴い、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡地区の支店業務をジャルパックへ戻した。尚、2010年(平成22年)2月以降、再度の販売体制再編に伴い、国内拠点は本社(東京)のみとなった。 日本航空グループの国内旅行部門『ジャルステージ』『ふらり』『JMBツアー』『JAL旬感倶楽部』を担当する株式会社JALツアーズ(以前の国内旅行開発株式会社→株式会社ジャルストーリーと旧日本エアシステム系のティーディーエー商事株式会社→ジェイエイエス商事株式会社→株式会社ジャスナイスウイングが2003年に合併。存続会社はジャスナイスウイング)は当初より別会社であり、先のJALセールスは日本航空グループの営業担当会社という位置付けから離れ、旧ジャルトラベル(以前のジャパンツアーシステム(JTS))の流れを汲む日本航空グループの旅行代理店として現在に至っている。ジャルパックやJALツアーズ商品を自社で販売または市中の旅行会社へ取次する他、「JAL紀行倶楽部」というブランド名で国内パッケージツアー/フリープランを自社企画し、市中の旅行代理店経由で発売している。「JAL紀行倶楽部」はJALツアーズの商品と内容が酷似しているため、混同しないように注意が必要である。また、日本航空の市内カウンター(旅行商品も販売する)「JALプラザ」は東京・大阪が「JALナビア」、札幌は「JALセールス北海道」が運営を担っている。 2011年(平成23年)4月1日をもって株式会社JALツアーズと合併した。存続会社はJALツアーズで、合併時にジャルパックに社名変更する(いわば逆さ合併)。そのため旅行業の登録番号はJALツアーズが持っている第705号となった。
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