ISUグランプリファイナルとは? わかりやすく解説

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ISUグランプリファイナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 10:10 UTC 版)

ISUグランプリファイナル
2016/2017 ISUグランプリファイナル
男子シングル表彰式
大会概要
英語 ISU Grand Prix Final
大会種 ISUグランプリファイナル
優勝ポイント 800
創設年 1996年(1995-1996シーズン)
主催 国際スケート連盟
参加人数 36
賞金総額 27万2000ドル
中継局 テレビ朝日
公式サイト 公式サイト
前回優勝者
男子前回優勝 イリア・マリニン
女子前回優勝 坂本花織
ペア前回女子 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ
ペア前回男子 ニキータ・ボロディン
ダンス前回女 マディソン・チョック
ダンス前回男 エヴァン・ベイツ
最多優勝者
男子最多優勝 4連覇 羽生結弦
4回 エフゲニー・プルシェンコ
女子最多優勝 4回 イリーナ・スルツカヤ
4回 浅田真央
ペア最多女子 6回 申雪
ペア最多男子 6回 趙宏博
ダンス最多女 5連覇 メリル・デイヴィス
ダンス最多男 5連覇 チャーリー・ホワイト
関連大会
最新大会 2024/2025 ISUグランプリファイナル
前回大会 2023/2024 ISUグランプリファイナル
次回大会 2025/2026 ISUグランプリファイナル
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト

ISUグランプリファイナル(アイエスユー・グランプリファイナル、: Grand Prix of Figure Skating Final)は、国際スケート連盟(英: International Skating Union、略: ISU)が承認するフィギュアスケートの競技会で、ISUグランプリシリーズの各6大会の成績上位選手が出場する決勝大会である。前身はISUチャンピオンシリーズファイナル。

概要

歴史

1995-1996シーズンの「ISUチャンピオンシリーズ」創設時に、一連の競技会の上位者による大会として「ISUチャンピオンシリーズファイナル」が創設された。第1回目は1996年2月23日から25日にかけフランスのパリで開催された。1998-1999シーズンから「ISUチャンピオンシリーズ」がISUグランプリシリーズと改称すると、同時に「ISUチャンピオンシリーズファイナル」もISUグランプリファイナルと改称した。

開催時期は当初一定していなかった。例えば、オリンピックシーズン(1997-1998シーズン、2001-2002シーズン)には12月に開催され、オリンピックシーズン以外(1995-1996シーズン、1996-1997シーズン、1998-1999シーズン、1999-2000シーズン、2000-2001シーズン、2002-2003シーズン)は1月や2月に行われていた。しかし、2003-2004シーズン以降は12月中旬に行われるようになった。なお、従来開催地はグランプリシリーズ開催6ヶ国の持ち回りであったが、2007-2008シーズンには初めてグランプリシリーズ開催国以外で開催されることになった。2008-2009シーズンからはISUジュニアグランプリファイナルとの同時開催となった。

2020-2021シーズンは中国の北京で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となった[1]

2021-2022シーズンは新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大による入国規制を受け、大阪府門真市東和薬品 RACTAB ドーム)での開催予定のISUグランプリファイナルは中止された[2][3][4]

出場資格

競技形式等

1999-2000シーズン、2000-2001シーズン、2001-2002シーズン、2002-2003シーズンの4シーズンを除き、オリンピック世界選手権と同じ競技形式である。1999-2000シーズンと2000-2001シーズンの大会では、男女シングルおよびペアはショートプログラムフリースケーティング、アイスダンスはオリジナルダンスフリーダンスを行い暫定順位を決定し、暫定1位と暫定2位、暫定3位と暫定4位、暫定5位と暫定6位が再度フリースケーティングおよびフリーダンスを行って順位を決定する直接対決方式が採用された。2001-2002シーズンと2002-2003シーズンの大会では、ショートプログラムおよびオリジナルダンスのあとにフリースケーティングまたはフリーダンスを2度行う形式であった。またこの大会からアイスダンスにおいてコンパルソリーダンスが省略され、オリジナルダンスとフリーダンスで順位を決定するようになった。

大会の位置づけ

ISUランキングの算出のために各大会の入賞者に与えられるポイントは、高い順にオリンピックと世界選手権(同率)、欧州選手権四大陸選手権(同率)、それからISUグランプリファイナルであり、当大会は3番目にポイントの高い大会の位置づけである。

世界フィギュアスケート選手権オリンピックは国際スケート連盟が国(地域)に対し出場枠を与えるものであり、選手は国(地域)を代表する。オリンピックや世界選手権は、有力選手の多寡に関わらず1か国(地域)から3名までの出場しか認めていない。これに対し、ISUグランプリシリーズは国際スケート連盟が選手個人に対して出場権を与えるため、決勝大会であるグランプリファイナル出場選手が1か国の選手のみであることもありうる。

歴代メダリスト

男子シングル

開催地
1995/1996 パリ アレクセイ・ウルマノフ エルビス・ストイコ エリック・ミロー
1996/1997 ハミルトン エルビス・ストイコ トッド・エルドリッジ アレクセイ・ウルマノフ
1997/1998 ミュンヘン イリヤ・クーリック エルビス・ストイコ トッド・エルドリッジ
1998/1999 サンクトペテルブルク アレクセイ・ヤグディン アレクセイ・ウルマノフ エフゲニー・プルシェンコ
1999/2000 リヨン エフゲニー・プルシェンコ エルビス・ストイコ ティモシー・ゲーブル
2000/2001 東京 エフゲニー・プルシェンコ アレクセイ・ヤグディン マシュー・サボイ
2001/2002 キッチナー アレクセイ・ヤグディン エフゲニー・プルシェンコ ティモシー・ゲーブル
2002/2003 サンクトペテルブルク エフゲニー・プルシェンコ イリヤ・クリムキン ブライアン・ジュベール
2003/2004 コロラドスプリングス エマニュエル・サンデュ エフゲニー・プルシェンコ マイケル・ワイス
2004/2005 北京 エフゲニー・プルシェンコ ジェフリー・バトル 李成江
2005/2006 東京 ステファン・ランビエール ジェフリー・バトル 髙橋大輔
2006/2007 サンクトペテルブルク ブライアン・ジュベール 髙橋大輔 織田信成
2007/2008 トリノ ステファン・ランビエール 髙橋大輔 エヴァン・ライサチェク
2008/2009 高陽 ジェレミー・アボット 小塚崇彦 ジョニー・ウィアー
2009/2010 東京 エヴァン・ライサチェク 織田信成 ジョニー・ウィアー
2010/2011 北京 パトリック・チャン 織田信成 小塚崇彦
2011/2012 ケベック・シティー パトリック・チャン 髙橋大輔 ハビエル・フェルナンデス
2012/2013 ソチ 髙橋大輔 羽生結弦 パトリック・チャン
2013/2014 福岡 羽生結弦 パトリック・チャン 織田信成
2014/2015 バルセロナ 羽生結弦 ハビエル・フェルナンデス セルゲイ・ヴォロノフ
2015/2016 バルセロナ 羽生結弦 ハビエル・フェルナンデス 宇野昌磨
2016/2017 マルセイユ 羽生結弦 ネイサン・チェン 宇野昌磨
2017/2018 名古屋 ネイサン・チェン 宇野昌磨 ミハイル・コリヤダ
2018/2019 バンクーバー ネイサン・チェン 宇野昌磨 チャ・ジュンファン
2019/2020 トリノ ネイサン・チェン 羽生結弦 ケヴィン・エイモズ
2020/2021 北京 非開催
2021/2022 門真 非開催
2022/2023 トリノ 宇野昌磨 山本草太 イリア・マリニン
2023/2024 北京 イリア・マリニン 宇野昌磨 鍵山優真
2024/2025 グルノーブル イリア・マリニン 鍵山優真 佐藤駿
2025/2026 名古屋

女子シングル

開催地
1995/1996 パリ ミシェル・クワン イリーナ・スルツカヤ ジョゼ・シュイナール
1996/1997 ハミルトン タラ・リピンスキー ミシェル・クワン イリーナ・スルツカヤ
1997/1998 ミュンヘン タラ・リピンスキー ターニャ・シェフチェンコ マリア・ブッテルスカヤ
1998/1999 サンクトペテルブルク タチアナ・マリニナ マリア・ブッテルスカヤ イリーナ・スルツカヤ
1999/2000 リヨン イリーナ・スルツカヤ ミシェル・クワン マリア・ブッテルスカヤ
2000/2001 東京 イリーナ・スルツカヤ ミシェル・クワン サラ・ヒューズ
2001/2002 キッチナー イリーナ・スルツカヤ ミシェル・クワン サラ・ヒューズ
2002/2003 サンクトペテルブルク サーシャ・コーエン イリーナ・スルツカヤ ビクトリア・ボルチコワ
2003/2004 コロラドスプリングス 村主章枝 サーシャ・コーエン 荒川静香
2004/2005 北京 イリーナ・スルツカヤ 荒川静香 ジョアニー・ロシェット
2005/2006 東京 浅田真央 イリーナ・スルツカヤ 中野友加里
2006/2007 サンクトペテルブルク 金妍兒 浅田真央 サラ・マイアー
2007/2008 トリノ 金妍兒 浅田真央 カロリーナ・コストナー
2008/2009 高陽 浅田真央 金妍兒 カロリーナ・コストナー
2009/2010 東京 金妍兒 安藤美姫 鈴木明子
2010/2011 北京 アリッサ・シズニー カロリーナ・コストナー 村上佳菜子
2011/2012 ケベック・シティー カロリーナ・コストナー 鈴木明子 アリョーナ・レオノワ
2012/2013 ソチ 浅田真央 アシュリー・ワグナー 鈴木明子
2013/2014 福岡 浅田真央 ユリア・リプニツカヤ アシュリー・ワグナー
2014/2015 バルセロナ エリザベータ・トゥクタミシェワ エレーナ・ラジオノワ アシュリー・ワグナー
2015/2016 バルセロナ エフゲニア・メドベージェワ 宮原知子 エレーナ・ラジオノワ
2016/2017 マルセイユ エフゲニア・メドベージェワ 宮原知子 アンナ・ポゴリラヤ
2017/2018 名古屋 アリーナ・ザギトワ マリア・ソツコワ ケイトリン・オズモンド
2018/2019 バンクーバー 紀平梨花 アリーナ・ザギトワ エリザベータ・トゥクタミシェワ
2019/2020 トリノ アリョーナ・コストルナヤ アンナ・シェルバコワ アレクサンドラ・トゥルソワ
2020/2021 北京 非開催
2021/2022 門真 非開催
2022/2023 トリノ 三原舞依 イザボー・レヴィト ルナ・ヘンドリックス
2023/2024 北京 坂本花織 ルナ・ヘンドリックス 吉田陽菜
2024/2025 グルノーブル アンバー・グレン 千葉百音 坂本花織
2025/2026 名古屋

ペア

開催地
1995/1996 パリ エフゲーニヤ・シシコワ
and ヴァディム・ナウモフ
マリナ・エルツォワ
and アンドレイ・ブシュコフ
マンディ・ベッツェル
and インゴ・シュトイアー
1996/1997 ハミルトン マンディ・ベッツェル
and インゴ・シュトイアー
オクサナ・カザコワ
and アルトゥール・ドミトリエフ
マリナ・エルツォワ
and アンドレイ・ブシュコフ
1997/1998 ミュンヘン エレーナ・ベレズナヤ
and アントン・シハルリドゼ
マンディ・ベッツェル
and インゴ・シュトイアー
オクサナ・カザコワ
and アルトゥール・ドミトリエフ
1998/1999 サンクトペテルブルク 申雪
and 趙宏博
エレーナ・ベレズナヤ
and アントン・シハルリドゼ
マリア・ペトロワ
and アレクセイ・ティホノフ
1999/2000 リヨン 申雪
and 趙宏博
サラ・アビトボル
and ステファン・ベルナディス
エレーナ・ベレズナヤ
and アントン・シハルリドゼ
2000/2001 東京 ジェイミー・サレー
and デヴィッド・ペルティエ
エレーナ・ベレズナヤ
and アントン・シハルリドゼ
申雪
and 趙宏博
2001/2002 キッチナー ジェイミー・サレー
and デヴィッド・ペルティエ
エレーナ・ベレズナヤ
and アントン・シハルリドゼ
申雪
and 趙宏博
2002/2003 サンクトペテルブルク タチアナ・トトミアニナ
and マキシム・マリニン
申雪
and 趙宏博
マリア・ペトロワ
and アレクセイ・ティホノフ
2003/2004 コロラドスプリングス 申雪
and 趙宏博
タチアナ・トトミアニナ
and マキシム・マリニン
マリア・ペトロワ
and アレクセイ・ティホノフ
2004/2005 北京 申雪
and 趙宏博
マリア・ペトロワ
and アレクセイ・ティホノフ
龐清
and 佟健
2005/2006 東京 タチアナ・トトミアニナ
and マキシム・マリニン
張丹
and 張昊
アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
2006/2007 サンクトペテルブルク 申雪
and 趙宏博
アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
張丹
and 張昊
2007/2008 トリノ アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
張丹
and 張昊
龐清
and 佟健
2008/2009 高陽 龐清
and 佟健
張丹
and 張昊
アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
2009/2010 東京 申雪
and 趙宏博
龐清
and 佟健
アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
2010/2011 北京 アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
龐清
and 佟健
隋文静
and 韓聰
2011/2012 ケベック・シティー アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
タチアナ・ボロソジャル
and マキシム・トランコフ
川口悠子
and アレクサンドル・スミルノフ
2012/2013 ソチ タチアナ・ボロソジャル
and マキシム・トランコフ
ベラ・バザロワ
and ユーリ・ラリオノフ
龐清
and 佟健
2013/2014 福岡 アリオナ・サフチェンコ
and ロビン・ゾルコーヴィ
タチアナ・ボロソジャル
and マキシム・トランコフ
龐清
and 佟健
2014/2015 バルセロナ メーガン・デュハメル
and エリック・ラドフォード
クセニヤ・ストルボワ
and ヒョードル・クリモフ
隋文静
and 韓聰
2015/2016 バルセロナ クセニヤ・ストルボワ
and ヒョードル・クリモフ
メーガン・デュハメル
and エリック・ラドフォード
川口悠子
and アレクサンドル・スミルノフ
2016/2017 マルセイユ エフゲーニヤ・タラソワ
and ウラジミール・モロゾフ
于小雨
and 張昊
メーガン・デュハメル
and エリック・ラドフォード
2017/2018 名古屋 アリオナ・サフチェンコ
and ブリュノ・マッソ
隋文静
and 韓聰
メーガン・デュハメル
and エリック・ラドフォード
2018/2019 バンクーバー ヴァネッサ・ジェームス
and モルガン・シプレ
彭程
and 金楊
エフゲーニヤ・タラソワ
and ウラジミール・モロゾフ
2019/2020 トリノ 隋文静
and 韓聰
彭程
and 金楊
アナスタシヤ・ミーシナ
and アレクサンドル・ガリャモフ
2020/2021 北京 非開催
2021/2022 門真 非開催
2022/2023 トリノ 三浦璃来
and 木原龍一
アレクサ・クニエリム
and ブランドン・フレイジャー
サラ・コンティ
and ニッコロ・マチー
2023/2024 北京 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ
and ニキータ・ボロディン
サラ・コンティ
and ニッコロ・マチー
ディアナ・ステラート
and マキシム・デシャン
2024/2025 グルノーブル ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ
and ニキータ・ボロディン
三浦璃来
and 木原龍一
アナスタシア・メテルキナ
and ルカ・ベルラワ
2025/2026 名古屋

アイスダンス

開催地
1995/1996 パリ オクサナ・グリシュク
and エフゲニー・プラトフ
アンジェリカ・クリロワ
and オレグ・オフシアンニコフ
マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
1996/1997 ハミルトン シェイ=リーン・ボーン
and ヴィクター・クラーツ
アンジェリカ・クリロワ
and オレグ・オフシアンニコフ
マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
1997/1998 ミュンヘン パーシャ・グリシュク
and エフゲニー・プラトフ
シェイ=リーン・ボーン
and ヴィクター・クラーツ
マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
1998/1999 サンクトペテルブルク アンジェリカ・クリロワ
and オレグ・オフシアンニコフ
マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
イリーナ・ロバチェワ
and イリヤ・アベルブフ
1999/2000 リヨン マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
バーバラ・フーザル=ポリ
and マウリツィオ・マルガリオ
マルガリータ・ドロビアツコ
and ポヴィラス・ヴァナガス
2000/2001 東京 バーバラ・フーザル=ポリ
and マウリツィオ・マルガリオ
イリーナ・ロバチェワ
and イリヤ・アベルブフ
マルガリータ・ドロビアツコ
and ポヴィラス・ヴァナガス
2001/2002 キッチナー シェイ=リーン・ボーン
and ヴィクター・クラーツ
マリナ・アニシナ
and グウェンダル・ペーゼラ
マルガリータ・ドロビアツコ
and ポヴィラス・ヴァナガス
2002/2003 サンクトペテルブルク イリーナ・ロバチェワ
and イリヤ・アベルブフ
タチアナ・ナフカ
and ロマン・コストマロフ
アルベナ・デンコヴァ
and マキシム・スタビスキー
2003/2004 コロラドスプリングス タチアナ・ナフカ
and ロマン・コストマロフ
アルベナ・デンコヴァ
and マキシム・スタビスキー
タニス・ベルビン
and ベンジャミン・アゴスト
2004/2005 北京 タチアナ・ナフカ
and ロマン・コストマロフ
タニス・ベルビン
and ベンジャミン・アゴスト
アルベナ・デンコヴァ
and マキシム・スタビスキー
2005/2006 東京 タチアナ・ナフカ
and ロマン・コストマロフ
エレーナ・グルシナ
and ルスラン・ゴンチャロフ
マリー=フランス・デュブレイユ
and パトリス・ローゾン
2006/2007 サンクトペテルブルク アルベナ・デンコヴァ
and マキシム・スタビスキー
マリー=フランス・デュブレイユ
and パトリス・ローゾン
オクサナ・ドムニナ
and マキシム・シャバリン
2007/2008 トリノ オクサナ・ドムニナ
and マキシム・シャバリン
タニス・ベルビン
and ベンジャミン・アゴスト
イザベル・ドロベル
and オリヴィエ・シェーンフェルダー
2008/2009 高陽 イザベル・ドロベル
and オリヴィエ・シェーンフェルダー
オクサナ・ドムニナ
and マキシム・シャバリン
メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
2009/2010 東京 メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
ナタリー・ペシャラ
and ファビアン・ブルザ
2010/2011 北京 メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
ナタリー・ペシャラ
and ファビアン・ブルザ
ヴァネッサ・クローン
and ポール・ポワリエ
2011/2012 ケベック・シティー メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
ナタリー・ペシャラ
and ファビアン・ブルザ
2012/2013 ソチ メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
ナタリー・ペシャラ
and ファビアン・ブルザ
2013/2014 福岡 メリル・デイヴィス
and チャーリー・ホワイト
テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
ナタリー・ペシャラ
and ファビアン・ブルザ
2014/2015 バルセロナ ケイトリン・ウィーバー
and アンドリュー・ポジェ
マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
ガブリエラ・パパダキス
and ギヨーム・シゼロン
2015/2016 バルセロナ ケイトリン・ウィーバー
and アンドリュー・ポジェ
マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
アンナ・カッペリーニ
and ルカ・ラノッテ
2016/2017 マルセイユ テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
ガブリエラ・パパダキス
and ギヨーム・シゼロン
マイア・シブタニ
and アレックス・シブタニ
2017/2018 名古屋 ガブリエラ・パパダキス
and ギヨーム・シゼロン
テッサ・ヴァーチュ
and スコット・モイア
マイア・シブタニ
and アレックス・シブタニ
2018/2019 バンクーバー マディソン・ハベル
and ザカリー・ダナヒュー
ヴィクトリヤ・シニツィナ
and ニキータ・カツァラポフ
シャルレーヌ・ギニャール
and マルコ・ファッブリ
2019/2020 トリノ ガブリエラ・パパダキス
and ギヨーム・シゼロン
マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
マディソン・ハベル
and ザカリー・ダナヒュー
2020/2021 北京 非開催
2021/2022 門真 非開催
2022/2023 トリノ パイパー・ギレス
and ポール・ポワリエ
マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
シャルレーヌ・ギニャール
and マルコ・ファッブリ
2023/2024 北京 マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
シャルレーヌ・ギニャール
and マルコ・ファッブリ
パイパー・ギレス
and ポール・ポワリエ
2024/2025 グルノーブル マディソン・チョック
and エヴァン・ベイツ
シャルレーヌ・ギニャール
and マルコ・ファッブリ
ライラ・フィアー
and ルイス・ギブソン
2025/2026 名古屋

各国メダル数

男子シングル

国・地域
1 ロシア 8 5 4 17
2 アメリカ合衆国 7 2 9 18
3 日本 6 13 8 27
4 カナダ 4 6 1 11
5 スイス 2 0 0 2
6 フランス 1 0 3 4
7 スペイン 0 2 1 3
8 中国 0 0 1 1
8 韓国 0 0 1 1

女子シングル

国・地域
1 ロシア 9 9 10 28
2 日本 8 8 7 23
3 アメリカ合衆国 6 7 4 17
4 韓国 3 1 0 4
5 イタリア 1 1 2 4
6 ウズベキスタン 1 0 0 1
7 ベルギー 0 1 1 2
8 ドイツ 0 1 0 1
9 カナダ 0 0 3 3
10 スイス 0 0 1 1

ペア

国・地域
1 中国 8 10 9 27
2 ドイツ 8 2 4 14
3 ロシア 7 11 10 28
4 カナダ 3 1 3 7
5 フランス 1 1 0 2
5 日本 1 1 0 2
7 イタリア 0 1 1 2
8 アメリカ合衆国 0 1 0 1
9 ジョージア 0 0 1 1

アイスダンス

国・地域
1 アメリカ合衆国 8 6 5 19
2 ロシア 8 6 2 16
3 カナダ 6 7 3 16
4 フランス 4 4 9 17
5 イタリア 1 3 3 7
6  ブルガリア 1 1 2 4
7  ウクライナ 0 1 0 1
8  リトアニア 0 0 3 3
9 イギリス 0 0 1 1

テレビ放送

グランプリファイナルは2004年まではNHKが放送し、2005年からテレビ朝日系列で放送している(翌2006年より日本大会を除くグランプリシリーズもテレビ朝日系列で放送され、2009年度は全大会を放送している)。テレビ朝日はこの大会に「世界一決定戦」とのキャッチコピーをつけているが、世界一を決める大会は世界選手権であり、これは虚偽広告に当たる。実際、トップ選手がファイナルを欠場することも多い。ブライアン・ジュベールは2006年のGPファイナルで優勝した際のインタビューで「(ファイナルが)欧州選手権と世界選手権のいい練習になった」と話している。

概ね金・土・日曜の3夜連続生放送(欧米・アフリカ・中東で開催する場合は撮って出しによる録画放送となる大会あり)でゴールデンタイム枠・2-3時間枠を取って放送される。なお日曜日に開催される場合、21:00-23:10(原則)と被る場合はその時間帯に「日曜エンターテインメント」(「日曜洋画劇場」を含む単発枠)が組まれているが、本大会を含むスポーツの国際大会がこの時間に放送される場合は必ず「日エン」を休止扱いにした別枠特番となる。

なお、2014年度のグランプリファイナルは衆議院選挙と急遽日程が重なることになったため12月14日の男女フリーの模様は当初[5] より1時間17分繰り上げの17:40-19:58に変更されることになり[6]、後半に生中継を予定していたエキシビションの模様は「選挙ステーション」の放送終了時間を早めた上で23:30-翌1:30に録画中継で放送した[7]。なお、男女フリーおよびエキシビションの完全版は後日改めてBS朝日で放送された。

NHKが1時間30分の間に男女シングル、アイスダンス、ペアの3位までの演技を全て放送し、かつ日本人選手の演技も全て放送していたのに対し、2005年時のテレビ朝日の放送では男女シングルの日本人選手及び優勝者しか放送しなかった。また、演技中にアナウンサーが絶叫を繰り返すなどしたため、同局に批判が殺到した[8]。2007年より男女シングル出場者全員の演技を放送している。テレ朝チャンネル2では男女シングルに加えてアイスダンス、ペアも録画放送している。

グランプリファイナルの開催に合わせて、2015年以降の大会期間中には『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)で「フィギュアスケートの音楽会」と題した関連企画を放送している。

新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大による外国からの入国制限で、大会が中止となった2021年は、テレビ朝日では単発特別番組の放送やレギュラー番組で中継枠を穴埋めした。

脚注

  1. ^ Update on ISU Event Calendar season 2020/21”. International Skating Union. International Skating Union (December 10, 2020). 2022年1月9日閲覧。
  2. ^ ISU Grand Prix of Figure Skating Final 2021/22, cancellation”. International Skating Union. International Skating Union (2021年12月17日). 2022年1月9日閲覧。
  3. ^ ISU グランプリファイナル 国際フィギュアスケート競技大会 大阪 2021 開催中止について” (PDF). 日本スケート連盟 (2021年12月2日). 2021年12月2日閲覧。
  4. ^ フィギュアGPファイナル中止へ 新変異株”. 日テレNEW24 (2021年12月2日). 2021年12月2日閲覧。
  5. ^ 予定していた放送時間は18:57-23:10での放送だった。
  6. ^ 急な放送時間変更に伴い「ANNスーパーJチャンネル」は17:30-17:40に大幅縮小し、「相葉マナブ」と「坂上忍の成長マン!!」を急遽休止した。なおこの日は先述のとおり元から「日曜エンタ」の放送はなかった。
  7. ^ こちらも急な変更により「初めて○○やってみた」と「やべっちFC」を臨時休止した。なお、大阪・朝日放送テレビは「なるみ・岡村の過ぎるTV」と「やべっちFC」を臨時休止で対応「初めて○○やってみた」は「ANN選挙開票速報」(翌1:30-1:55)の特別編成で休止した。
  8. ^ フィギュアスケート 2007-2008シーズン オフィシャルガイドブック (アサヒオリジナル) アナウンサー対談より

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