IBM 305 RAMACとは? わかりやすく解説

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IBM 305 RAMAC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 06:01 UTC 版)

IBM 305 RAMACは、世界初の二次記憶装置として可動ヘッドハードディスクドライブ(磁気ディスク記憶装置)を使用した商用コンピュータである[1]。このシステムは1956年9月14日に発表され[2][3]、その時点で米海軍と民間企業でテスト運用が開始されていた[2]。RAMACは"Random Access Method of Accounting and Control"(会計と管理のランダムアクセス手法)[4]の略であり、その設計はビジネスにおけるリアルタイム会計の必要性によって動機付けられたものであった[5]


  1. ^ Preimesberger, Chris (2006年9月8日). “IBM Builds on 50 Years of Spinning Disk Storage”. eWeek.com. http://www.eweek.com/c/a/Data-Storage/IBM-Builds-on-50-Years-of-Spinning-Disk-Storage/ 2012年10月16日閲覧。 
  2. ^ a b 650 RAMAC announcement The 305 RAMAC and the 650 RAMAC were internally announced on September 4, 1956.
  3. ^ I. B. M. TO PUT OUT NEW 'THINK' UNITS, New York Times, September 14, 1956
  4. ^ a b 305 RAMAC Manual of Operation, IBM, April 1957.
  5. ^ a b IBM RAMAC promotional film
  6. ^ Steven Levy, "The Hard Disk That Changed the World" Newsweek, August 7, 2006
  7. ^ Weik (1961年3月). “IBM 305 RAMAC”. ed-thelen.org. 2019年1月12日閲覧。
  8. ^ RAMAC 305 Customer Engineering Manual of Instruction”. IBM Corp., © 1959. pp. 7–8 and 85. 2019年1月12日閲覧。
  9. ^ Lee Gomes, "Talking Tech" The Wall Street Journal, August 22, 2006


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