ドラムメモリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 06:01 UTC 版)
「IBM 305 RAMAC」の記事における「ドラムメモリ」の解説
ドラムメモリは、それぞれ100文字の32トラックで構成されていた。 表の凡例: 黄-ストレージ 青-算術 緑-入出力 赤-特別な機能 トラック指定子ソースの機能ディスティネーションの機能W X Y Z 一般ストレージ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9& A B C D E F G H I 命令ストレージ、一般ストレージ L アキュムレータの読み取り アキュムレータに加算 M アキュムレータの読み取りと消去 アキュムレータから減算 V 被乗数(1〜9文字)または除数(1〜9文字) N N/A 乗算(1〜11文字) アキュムレータ0・1の乗算を2から20文字で保存する P N/A 除算(オプション) K 380 パンチカード入力 N/A S T N/A 323 パンチカード出力370 プリンター出力407 プリンタ出力 Q 380 問い合わせ入出力 J N/A 350 ファイルアドレス R 350 ファイルデータ入出力 - コアバッファ キャラクタセレクタ $ 382 紙テープ入出力(オプション) LとMは、10個の10文字の「アキュムレータ」を含む同じトラックを選択する。宛先Lは加算を指定し、 Mは減算を指定する(これらのアキュムレータの数値は10の補数形式で格納され、最上位桁のXビットに符号が格納されていた。各アキュムレータの符号もリレーで保持されていた。ただし、305は特別なプログラミングを必要とせずに、標準の符号付き等級フォーマットとこのフォーマットの間で自動的に変換される)。 J、R、-はドラム上のトラックを選択せずに、他のソースと目的地を指定する。
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