IBM 2314/2319とは? わかりやすく解説

IBM 2314/2319

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 14:00 UTC 版)

IBMのディスク記憶装置」の記事における「IBM 2314/2319」の解説

IBM 2314ディスクアクセス記憶装置IBM 2314 Disk Access Storage Facility)は1965年4月22日発表されSystem/3601年後発表された。System/360およびSystem/370ラインと共に使用された。IBM 2314のディスクアクセスメカニズムはIBM 2311似ていたが記録方法改良することによりデータ密度より高くなった。また、IBM 2314はIBM 1316と設計似ており、共に29176000文字1つトラック当たり200×20×7294バイト)の保存が可能であった1965年4月22日発表されモデル1IBM 2314コントロールユニットIBM 2312シングルドライブモジュール、2つIBM 2313フォードライブモジュールから構成された。9つのうち、8つドライブ常時利用可能であり、残りドライブスペアであったまた、外観から「ピザ・オーブン」という愛称付けられた。 IBM 2314モデルAシリーズ - IBM 2312、IBM 2313、IBM 2318ディスク記憶装置IBM 2314に追加することで拡張することが可能であったまた、System/370モデル135から195及びSystem/360モデル30から195直接アクセス記憶提供し、1から9のストレージモジュールを提供したIBM 2314モデルBシリーズ - System/370及び、System/360モデル30から195モデル44を除く)に低価格のダイレクトアクセスストレージを提供したIBM 2314 DASF-Bシリーズ - IBM 2314ストレージコントロールモデルB1IBM 2319ディスク記憶装置モデルB1B2組み合わせから構成された。 IBM 2312ディスク記憶装置IBM 2312 Disk Storage)はディスク記憶装置機器追加することで2,917バイト記憶領域追加できた。 IBM 2313ディスク記憶装置IBM 2313 Disk Storage)は4つディスク記憶装置機器追加することで5835バイト記憶領域追加できた。 IBM 2316ディスクパックIBM 2316 Disk Pack)は直径14インチ(360mm)のディスク11記録面が20面あり、29176000文字保存が可能であった。ドライブアクセスは20ヘッド搭載されアクチュエータにより行なわれヘッド油圧式および機械式で動くアクチュエータによってアクセスするトラック移動させられた。記録面にはそれぞれ200トラックあり、初期アクセスタイムIBM 2311と同様であったが、後のモデルでは油圧アクチュエータ改良より速くなりデータ転送率は310KB/秒と2倍になったIBM 2318ディスク記憶装置IBM 2318 Disk Storage)は2つディスク記憶装置機器追加することで1億1670バイト記憶領域追加できた。 IBM 2319ディスク記憶装置IBM 2319 Disk Storage)はディスク・ストレージ・モジュールを含む装置であり、平均アクセス時間は60ms、データレートは312,000バイトであったまた、IBM 2319モデルB1B2では、記憶媒体としてIBM 2316ディスクパック使用していた。

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