IBM 2305
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 14:00 UTC 版)
「IBMのディスク記憶装置」の記事における「IBM 2305」の解説
IBM 2305直接アクセス記憶装置(IBM 2305 Direct Access Storage Facility)は当初、IBM 2880ブロックマルチプレクサチャンネルを用いてSystem360/モデル85とSystem360/モデル195に接続するために1970年に発表されたHDD。 IBM 2305モデル1は2バイトチャンネルインターフェイスを取り付けると3MB/秒で動作し、大型のIBM 2305モデル2は1.5MB/秒で動作する。IBM 2305はIBMの大規模コンピュータに標準的な情報量を継続的なアクセスで高速に提供した。その能力及び高いデータ転送速度はシステム常駐機能やテンポラリファイル、インデックスとデータセットなどに使用され理想的な環境を実現させた。また、応答時間も速い為、高い負荷のかかるシステムのページング装置としても利用された。
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