ハインリヒ6世 (ケルンテン公)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 23:18 UTC 版)
インジフ・コルタンスキー Jindřich Korutanský |
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ボヘミア国王 | |
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在位 | 1306年、 1307年 - 1310年 |
別号 | ケルンテン公(ハインリヒ6世) |
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出生 | 1265年頃 |
死去 | 1335年4月2日 チロル、チロル城 |
埋葬 | チロル、シュタムス修道院 |
配偶者 | アンナ・プシェミスロヴナ |
アーデルハイト・フォン・ブラウンシュヴァイク=リューネブルク | |
ベアトリクス・ディ・サヴォイア | |
子女 | アーデルハイト マルガレーテ |
家名 | ゲルツ家 |
父親 | ケルンテン公マインハルト2世 |
母親 | エリーザベト・フォン・バイエルン |

ハインリヒ6世(Heinrich VI. von Kärnten, 1265年頃 - 1335年4月2日)は、チロル伯、ケルンテン公(在位:1295年 - 1335年)、クライン (en) 辺境伯、ボヘミア王(チェコ名インジフ・コルタンスキー(Jindřich Korutanský)、在位:1306年、 1307年 - 1310年)。ゲルツ家のチロル伯兼ケルンテン公マインハルト2世と、バイエルン公兼ライン宮中伯オットー2世[1]の娘エリーザベトの四男。アルブレヒト、ルートヴィヒ、オットー3世の兄3人が順に死去したため、家督を相続した。姉エリーザベトはハプスブルク家のローマ王アルブレヒト1世に嫁いでいる。
生涯
ボヘミアとポーランドの王ヴァーツラフ2世の娘アンナを妻としていたことから、1306年にアンナの兄ヴァーツラフ3世が暗殺されると、ハインリヒはボヘミア王に選出された(名目上のポーランド王位も得ている)。しかし、義兄のアルブレヒト1世は息子のオーストリア公ルドルフ3世(ハインリヒ6世の甥で、ヴァーツラフ3世の母方の従兄でもある)をヴァーツラフ2世の後妻リクサ・エルジュビェタと結婚させた上でプラハを占領し、ボヘミア王即位を宣言した(ボヘミア王としてはルドルフ1世)。ボヘミア諸侯にはハインリヒ6世を支持する者もおり、ルドルフと争った。
ルドルフは翌1307年に戦病死したため、ハインリヒは王位を回復するが、1310年に今度は妃アンナの妹エリシュカ(エルジュビェタ)と結婚したルクセンブルク家のヨハン(ヤン)がボヘミア王に選ばれ、ハインリヒは廃位されてアンナと共にケルンテンへ逃れた。
チロル系ゲルツ家の男系男子はハインリヒで断絶し、娘の「マウルタッシュ」(醜女)ことマルガレーテが唯一の相続人となった。遺領をルクセンブルク家、ヴィッテルスバッハ家、ハプスブルク家が争うが、ケルンテンはいち早くハプスブルク家のアルブレヒト2世(ルドルフ3世の弟)が獲得した。チロルは3家が三つ巴になって争うが、最終的にアルブレヒト2世の子ルドルフ4世が奪取し、以後ハプスブルク家の家領となった。
子女
1306年、ボヘミアとポーランドの王ヴァーツラフ2世の娘アンナ(1290年 - 1313年)と結婚したが1313年に死別した。子供はいない。
1313年、ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公ハインリヒ1世の娘アーデルハイト(1285年 - 1320年)と再婚、2人の子を儲けた。
- アーデルハイト(1317年 - 1325年)
- マルガレーテ(1318年 - 1369年) - 1330年、ボヘミア王ヨハンの次男ヨハン・ハインリヒと結婚したが1341年に離婚、1342年にブランデンブルク辺境伯ルートヴィヒ2世と再婚。
1327年、サヴォイア伯アメデーオ5世の娘ベアトリクス(1310年 - 1331年)と再婚した。子供はいない。
脚注
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「Henry of Bohemia」の例文・使い方・用例・文例
- チューダー王家 《Henry 7 世から Elizabeth 1 世までのイギリス王朝 (1485‐1603)》.
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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