HD HEROカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 18:06 UTC 版)
現在この企業は3種類の基本的なカメラのみを販売しており、通常の形式においてビューファインダーやズームレンズは備えていない。メニューはカメラ前面に2ビットLCDディスプレイがあり、前面のボタンと上部のシャッターボタンを組み合わせて押すことで循環させる。寸法はHERO2では1.6” x 2.4” x 1.2” (42mm x 60mm x 30mm)となっている。静止画撮影での画素数は5から12メガピクセルである。衝撃に耐えられ、180 ft/60mまでの防水性も備わったクリアポリカーボネートHDハウジング(レンズ付き)が付属しており、下部にてGoProのマウント全てに接続するための特別なスクリューを使うことができる、上部とスレッドにあるクイックリリースバックルで構成され、カメラ操作での接続に同期する金属製ボタンが付いていて、防水や耐衝撃の必要がない状況で背面での操作やマイクロフォンを使うための透明バックドアのあるハウジングもある(しかしマウントの正しい使用が望まれる)。 通常のカメラ機能に加えて、アップサイドダウンモードという上下逆さまの視界で写真や動画を撮影するモードや、2、5、10、30、60秒間隔のインターバル撮影で連続した無人撮影ができ、3つのフォトバーストやセルフタイマーも搭載されている。カメラスペックシートでは独自の1050mAhリチウムイオンバッテリ(HERO3)、f/2.8絞り、ビデオモードで光感度>1.4 V/ルクス-秒となっている。 小型で広角撮影でズーム、手ぶれ補正、液晶モニタなしを基本とし日本のメーカに見られるような高機能を標榜しないが、あらゆるスポーツでアスリート自身が撮影した動画が動画共有サイトで共有され、映像の迫力や撮影方法に興味を持つ人を巻き込みながら「使うことで得られる体験を売る」商法をとる。
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