GeForce 256
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/13 03:53 UTC 版)
![]()
Nvidia GeForce 256
|
|
発売日 | October 11, 1999年 (SDR) December 13, 1999年[1] (DDR) |
---|---|
コードネーム | NV10 |
アーキテクチャ | Celsius |
ファブリケーション プロセス |
220 nm (CMOS) TSMC |
カード | |
ミッドレンジ | GeForce 256 SDR |
ハイエンド | GeForce 256 DDR |
対応レンダリング | |
Direct3D | Direct3D 7.0 |
OpenGL | OpenGL 1.2.1 (T&L) |
歴史 | |
前身 | RIVA TNT2 |
後継 | GeForce 2 series |
GeForce 256 とは、Nvidia の「GeForce」シリーズ最初の製品。 1999年8月31日に発表され、1999年10月11日に発売された。性能面では固定グラフィックスパイプラインの数を4に増やし、先代のRIVA TNT2の2倍のパイプラインを獲得した。また、グラフィックアクセラレーターとしては初めてのハードウェアT&Lを達成し、パソコンのグラフィックスアクセラレーターに大きな革新をもたらすと共に、ライバル企業であった3DFXのVOODOOとの差を大きく引き離した。 ちなみにDirectX 7 に完全に準拠した初の 3D アクセラレータでもある
- 脚注
- ^ IGN staff (December 13, 1999). “News Briefs”. September 1, 2000時点のオリジナルよりアーカイブ。October 1, 2020閲覧。
GeForce 256
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)
「NVIDIA GeForce」の記事における「GeForce 256」の解説
GeForce 256は、NVIDIAが開発したGeForceシリーズ初の製品である。1999年8月31日発表。開発コードネームは NV10。 同社のビデオチップ製品 RIVA シリーズの後継製品で、DirectX 7に対応。これまでCPU (英: Central Processing Unit) でソフトウェア的に行なっていたT&L (英: Transform & Lighting、物体の座標変換と陰影計算) 処理を実行する機能(ハードウェアT&L)を備えており、NVIDIAはGeForce 256を指して GPU (英: Graphics Processing Unit) という用語を提唱した。以後、業界全体でジオメトリエンジン搭載のグラフィックアクセラレータをGPUと呼ぶようになった。この製品では、最大128 MBまでのビデオメモリ容量、SDR(Single Data Rate、シングルデータレート)のSDRAMやSGRAM(グラフィクス機能を追加したSDRAM)に対応していたが、後にDDR(Double-Data-Rate、ダブルデータレート)に対応した。前世代のハイエンドRIVA TNT2 Ultraと比較すると、コアクロックやメモリクロックは低下しているものの、Riva TNT2の2倍の4パイプラインのレンダリングエンジン、二基のジオメトリエンジンを搭載しており、性能が大幅に向上した。また、チップの集積トランジスタ数は2,300万、3D計算能力は50 Gflops、製造プロセスが0.22 μmとなっている。 当時、最大のライバルであった3dfxに対し、事実上勝利した事を印象づけた製品でもある。 製品名コア名 (プロセス)コアクロックメモリクロック (バス幅)PP数VS数消費電力DirectXOpenGLGeForce 256NV10 (0.22 μm) 120 MHz 150 MHz (64bit,SDR) 300 MHz (128bit,DDR) 4 0 7 1.2
※この「GeForce 256」の解説は、「NVIDIA GeForce」の解説の一部です。
「GeForce 256」を含む「NVIDIA GeForce」の記事については、「NVIDIA GeForce」の概要を参照ください。
- GeForce256のページへのリンク