座標変換とは? わかりやすく解説

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ざひょう‐へんかん〔ザヘウヘンクワン〕【座標変換】

読み方:ざひょうへんかん

一つ座標系表され座標軸を、平行移動回転移動して別の座標系表し変えること。


媒介変数

(座標変換 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 01:43 UTC 版)

数学における媒介変数(ばいかいへんすう)、助変数: auxiliary variable)、補助変数母数径数、あるいはパラメータ: parameter[注 1])とは、主たる変数(主変数)に対して補助的に用いられる変数である。 各分野において特定の意味で用いられることもあるが、一般に「パラメータ」は特定の系を決定し、分類し、あるいは特徴付ける助けとなる量を言う。 媒介変数はそれが変化したときの系の振る舞いを見るという意味で「変数」と見ることもできるが、対照的に主変数の変化に伴う系の振る舞いを調べたい場合などでは、しばしば補助変数は(「値を取り換えることができる」という意味で値は任意にとれるけれども)「定数」として扱われる。 パラメータは系の同定(あるいは、状態や振る舞いの評価、条件の特定など)に際して有用あるいは重大な役割を果たす系の要素となるものである。


注釈

  1. ^ 「傍らの」「補助の」を意味する: παρά- (para-) + 「測るもの」を意味する : μέτρον (metron) から来ている
  2. ^ 例えば Prawitz, "Natural Deduction"; Paulson, "Designing a theorem prover"

出典

  1. ^ 杉浦『解析入門 1』 p.342


「媒介変数」の続きの解説一覧

座標変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 07:31 UTC 版)

共形変換」の記事における「座標変換」の解説

ミンコフスキー時空上の座標xμに対す並進ローレンツ変換スケール変換特殊共形変換は以下のようになる時空並進 x μ → x ′ μ = x μ + a μ {\displaystyle x^{\mu }\to x^{\prime \mu }=x^{\mu }+a^{\mu }} ローレンツ変換時空回転変換) x μ → x ′ μ = Λ   ν μ x ν {\displaystyle x^{\mu }\to x^{\prime \mu }=\Lambda _{\ \nu }^{\mu }x^{\nu }} スケール変換(ディラテーション) x μ → x ′ μ = λ x μ {\displaystyle x^{\mu }\to x^{\prime \mu }=\lambda x^{\mu }} 特殊共形変換 x μ → x ′ μ = x μ − b μ x 2 12 b ⋅ x + b 2 x 2 {\displaystyle x^{\mu }\to x^{\prime \mu }={\frac {x^{\mu }-b^{\mu }x^{2}}{1-2b\cdot x+b^{2}x^{2}}}} ここで、aμ、 Λ   ν μ {\displaystyle \Lambda _{\ \nu }^{\mu }} 、λ、bμは変換による任意のパラメータである。 特殊共形変換は、以下のように書き直すことができる。 x ′ μ x ′ 2 = x μ x 2 − b μ {\displaystyle {\frac {x^{\prime \mu }}{x^{\prime 2}}}={\frac {x^{\mu }}{x^{2}}}-b^{\mu }} この形式から、特殊共形変換は x μ → x μ / x 2 {\displaystyle x^{\mu }\to x^{\mu }/x^{2}} と座標変換し、パラメータbμだけ並進させる変換意味していることが分かる

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座標変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 05:17 UTC 版)

ポアンカレ群」の記事における「座標変換」の解説

ミンコフスキー空間座標 x に対す並進ローレンツ変換は以下のようになる並進 x μ → x ′ μ = x μ + a μ {\displaystyle x^{\mu }\to x'^{\mu }=x^{\mu }+a^{\mu }} ローレンツ変換 x μ → x ′ μ = Λ μ ν x ν {\displaystyle x^{\mu }\to x'^{\mu }=\Lambda ^{\mu }{}_{\nu }x^{\nu }} ここで、a, Λ は変換パラメータである。

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座標変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 08:32 UTC 版)

ラグランジュ力学」の記事における「座標変換」の解説

座標変換 q ↦ Q {\displaystyle q\mapsto Q} が q i = g i ( Q , t ) {\displaystyle q_{i}=g_{i}(Q,t)} で表されるとき、新たな座標の下でのラグランジアンは L ~ ( Q , Q ˙ , t ) = L ( g ( Q , t ) , g ˙ ( Q , t ) , t ) {\displaystyle {\tilde {L}}(Q,{\dot {Q}},t)=L(g(Q,t),{\dot {g}}(Q,t),t)} で与えられ新たなラグランジアンから導かれる運動方程式は δ S ~ [ Q ] δ Q I ( t ) = ∂ L ~ ∂ Q Id d t ∂ L ~ ∂ Q ˙ I = 0 {\displaystyle {\frac {\delta {\tilde {S}}[Q]}{\delta Q_{I}(t)}}={\frac {\partial {\tilde {L}}}{\partial Q_{I}}}-{\frac {d}{dt}}{\frac {\partial {\tilde {L}}}{\partial {\dot {Q}}_{I}}}=0} である。このように写像の合成で座標変換を容易に行えることが一般化座標表されるラグランジュ形式利点一つである。 座標変換の時間微分連鎖律により g ˙ i ( Q , t ) = d g i d t ( Q , t ) = Q ˙ I ⋅ ∂ g iQ I ( Q , t ) + ∂ g i ∂ t ( Q , t ) {\displaystyle {\dot {g}}_{i}(Q,t)={\frac {dg_{i}}{dt}}(Q,t)={\dot {Q}}_{I}\cdot {\frac {\partial g_{i}}{\partial Q_{I}}}(Q,t)+{\frac {\partial g_{i}}{\partial t}}(Q,t)} であるため、新たな座標共役運動量P I ( t ) = ∂ L ~ ∂ Q ˙ I = ∂ L ∂ q ˙ i ∂ g iQ I = p i ⋅ ∂ g iQ I {\displaystyle P_{I}(t)={\frac {\partial {\tilde {L}}}{\partial {\dot {Q}}_{I}}}={\frac {\partial L}{\partial {\dot {q}}_{i}}}{\frac {\partial g_{i}}{\partial Q_{I}}}=p_{i}\cdot {\frac {\partial g_{i}}{\partial Q_{I}}}} となる。

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座標変換

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:47 UTC 版)

座標」の記事における「座標変換」の解説

異な座標系の間には座標変換するための関数定義できる。このことを座標変換と呼ぶ。逆に座標変換を与えることによって異な座標系定義するともできる。座標変換には平行移動回転などがある。

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