DesignSurface.View プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

DesignSurface.View プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ルート デザイナのビューを取得します。

名前空間: System.ComponentModel.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Property
 View As Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As DesignSurface
Dim value As Object

value = instance.View

C#

public Object View { get; }

C++

public:
property Object^ View {
    Object^ get ();
}

J#

/** @property */
public Object get_View ()

JScript

public function get View
 () : Object

プロパティ値
ルート デザイナのビュー。

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	デザイン サーフェイスが読み込まれていないか、デザイナ ローダーがルート デザイナをまだ作成していません。または、デザイン サーフェイスの読み込みは終了しましたが、読み込みに失敗しました。詳細については、InnerException のトピックを参照してください。
NotSupportedException	デザイナは読み込まれましたが、このデザイン サーフェイスと互換性のあるビューが提供されていません。
ObjectDisposedException	DesignSurface に追加した IDesignerHost は破棄されています。

解説

読み込みプロセスを開始するには、BeginLoad メソッドをあらかじめ呼び出しておく必要があります。ビューを提供するルート デザイナは、デザイナ ローダーによって作成される最初のオブジェクトであるため、デザイナ ローダーが読み込みを終了する前にビューを返すことができます。ビューを使用できない場合、BeginLoad は例外を発生させます。

ビュー技術の概念は使用されなくなりました。ただし、下位互換性を維持するために、この概念はルート デザイナのインターフェイスに残されています。この使用は、DesignSurface オブジェクトの使用者からは隠ぺいされます。View プロパティは、サポートされている技術をルート デザイナに戻すことによって、ビュー技術を隠します。

使用例

View によってビュー技術を隠す方法を次のコード例に示します。

[C#]

IRootDesigner d;

ViewTechnology[] supported = d.SupportedTechnologies;

return d.GetView(supported[0]);

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
DesignSurface クラス
DesignSurface メンバ
System.ComponentModel.Design 名前空間