CollectionsUtil クラス
アセンブリ: System (system.dll 内)


これらのメソッドは、ハッシュ コード プロバイダおよび比較演算子の大文字と小文字を区別しない実装を使用して、コレクションの大文字と小文字を区別しないインスタンスを生成します。生成されたインスタンスは、そのクラスの他のインスタンスと同様に使用できますが、異なった動作をする場合があります。
たとえば、キーが "hello" と "HELLO" である 2 つのオブジェクトをハッシュ テーブルに追加するとします。大文字と小文字を区別するハッシュ テーブルは 2 つの異なるエントリを作成しますが、大文字と小文字を区別しないハッシュ テーブルは、2 つ目のオブジェクトが追加されるときに例外をスローします。

System.Collections.Specialized.CollectionsUtil

Hashtable では、1 つの書き込み操作と複数の読み込み操作が同時に発生しても問題ありません。しかし、複数の書き込み操作をサポートするには、すべての操作が Synchronized メソッドから返されるラッパー経由で実行される必要があります。
コレクションが変更されない限り、SortedList では、複数の読み込み操作が同時に発生しても問題ありません。SortedList を確実にスレッド セーフにするためには、すべての操作を Synchronized メソッドから返されるラッパー経由で実行する必要があります。
コレクションの列挙処理は、本質的にはスレッド セーフな処理ではありません。コレクションが同期されている場合でも、他のスレッドがそのコレクションを変更する可能性はあり、そのような状況が発生すると列挙子は例外をスローします。列挙処理を確実にスレッド セーフに行うには、列挙中にコレクションをロックするか、他のスレッドによって行われた変更によってスローされる例外をキャッチする方法のいずれかを実行できます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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