British L class submarineとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > British L class submarineの意味・解説 

L級潜水艦 (イギリス海軍)

(British L class submarine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/30 05:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
L級潜水艦 (イギリス海軍)
基本情報
艦種 航洋型潜水艦
前級 ノーチラス級潜水艦
次級 R級潜水艦
要目
排水量 水上:914t、水中:1,089t
全長 72.7m
最大幅 7.2m
吃水 4.1m
機関方式 ディーゼル×2基(2,400馬力)、電動機×2基(1,600馬力)、2軸推進
最大速力 水上17kt(31km/h)、水中10.5kt(19km/h)
航続距離 水上8.5kt(15.5km/h)で6,679km
水中5kt(9km/h)で121km
乗員 38名
兵装 102mm砲×2基2門
457mm船体中央魚雷発射管×2基
533mm艦首魚雷発射管×4基
魚雷×10発
テンプレートを表示

L級潜水艦 (L class submarine) は、イギリス海軍の航洋型潜水艦1917年以降に34隻が製造された。

概要

イギリス海軍のE級潜水艦は全体的に満足のいく性能を発揮したが、第一次世界大戦での戦闘経験を通じて更なる改良型潜水艦が建造された。これがL級潜水艦である。L級潜水艦以前の潜水艦は水上速力の遅さが失望を招いたが、本クラスはおおむね17kt(31km/h)を出すことができた。L級潜水艦には3つのタイプがあった。第1グループはL1~L8の8隻で、457mm魚雷発射管を艦首に4基と船体中央部に2基、装備していた。第2グループのL9~L33(欠番あり)の19隻は船体の全長を2.3m延長し、533mm魚雷発射管4基を艦首に、433mm魚雷発射管2基を船体中央に装備した。このうち6隻は後に船体中央の魚雷発射管を機雷敷設筒に換装した。第3グループのL52~L71(欠番あり)の7隻は533mm魚雷発射管6基をすべて艦首に集中装備し、また102mm砲2門が搭載された。発注された34隻の大半は大戦後に就役したため、戦争に参加する機会は得られず、ほとんどがスクラップにされた。第一次世界大戦中にL10が戦没し、1919~1920年のバルト海作戦中には、L55がソ連対潜駆逐艦によって撃沈された。第二次世界大戦まで稼動していたのは3隻だけであり、これらは訓練艦として使用された。

関連項目


「British L class submarine」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「British L class submarine」の関連用語

British L class submarineのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



British L class submarineのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのL級潜水艦 (イギリス海軍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS