アムニアス川の戦い
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/21 16:31 UTC 版)
アムニアス川の戦い | |
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戦争:第一次ミトリダテス戦争 | |
年月日:紀元前88年 | |
場所:アムニアス川近く | |
結果:ポントス王国の勝利 | |
交戦勢力 | |
ポントス王国 | ビテュニア王国 |
指導者・指揮官 | |
アルケラオス ネオプトレモス アルカティアス |
ニコメデス4世 |
戦力 | |
不明 | 歩兵50000 騎兵6000 |
損害 | |
不明 | 不明 |
アムニアス川の戦い(英:Battle of the River Amnias)は第一次ミトリダテス戦争において紀元前88年にアルケラオス、ネオプトレモス、アルカティアス率いるポントス王国軍とビテュニア王ニコメデス4世率いるビテュニア軍との間でアムニアス川近くで戦われた戦闘である。
背景
紀元前88年に第一次ミトリダテス戦争が開戦されると、ポントス王ミトリダテス6世はアッピアノスによると歩兵250000、騎兵50000、戦車130台、艦船400隻という大兵力を集め(古代において6桁の兵力を動員できたとは考え難いので、おそらく誇張が入っていると思われる)、戦いに臨んだ。対するローマおよびその同盟国側の布陣は以下の如くである。ローマはビテュニアとガラティアの境にカシウスを、ミトリダテスがビテュニアに侵入すると予測された経路にマニウス・アクィリウスを、カッパドキアにクィントゥス・オッピウスを配置し、3人の将軍はそれぞれ40000を率いた。ローマの同盟者のビテュニア王ニコメデス4世は歩兵50000と騎兵6000を自ら率いた[1]。
戦い
ミトリダテス軍はビテュニアへと進軍し、その先行していたアルケラオス、ネオプトレモス、アルカティアスらの率いる騎兵部隊(歩兵部隊はまだ到着してなかった)はアムニアス川近くの平野でビテュニア軍と出会った。
アルケラオスは数において勝っている敵に包囲されるのを恐れて平野の丘を占領するために小部隊を送り、同時にアルカティアスに救援を求めた。敵の動きを知ったニコメデスは同様に部隊を繰り出し、激戦の末に敵を敗走させた。そこでアルケラオスは敵の右に回り込んで攻撃しつつゆっくり後退し、ネオプトレモスの部隊が集まってくるための時間を稼いだ。味方が十分に集まると、アルケラオスは反撃に転じた。彼は鎌付戦車を敵に突っ込ませて敵を混乱に落としいれ、アルケラオスは正面から、ネオプトレモスとアルカティアスは敵の背後に回りこんで攻撃した。激戦の末、ニコメデス軍は敗走した(ポントス軍の歩兵はいまだ到着せず)。多額の金が残された陣営が鹵獲され、多くのビテュニア軍を捕虜になった。戦いが終わった後、ミトリダテスは帰路において必要な物資を与えて捕虜たちを解放してやった[2]。
註
参考URL
「Battle of the River Amnias」の例文・使い方・用例・文例
- 米国のメキシコとメキシコ系のアメリカの共同体で1862年にプエブラのBattleのフランス人に対するメキシコの勝利を記念するのが観測される5月5日
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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