テネドスの海戦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > テネドスの海戦の意味・解説 

テネドスの海戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 14:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
テネドスの海戦
戦争第一次ミトリダテス戦争
年月日紀元前85年
場所テネドス島近海
結果:ローマ・ロドス連合艦隊の勝利
交戦勢力
共和政ローマ
ロドス
ポントス王国
指導者・指揮官
ルキウス・リキニウス・ルクッルス
デマゴラス
ネオプトレモス
戦力
不明 不明
損害
不明 不明
第一次ミトリダテス戦争

テネドスの海戦(英:Battle of Tenedos)は紀元前86年ルキウス・リキニウス・ルクッルスおよびデマゴラス率いるローマロドス艦隊とネオプトレモス率いるポントス艦隊の間で戦われた海戦である。

ルクルスはプトレマイオス朝エジプトの援助を受けて艦隊を編成し、コス[要曖昧さ回避]クニドスなどからも艦隊を集めた。その一方で、ピタネでポントス王ミトリダテス6世を陸から包囲していたローマの将軍フィンブリアはルクルスに彼の艦隊で以って海からもミトリダテスを封鎖するよう要請したが、(プルタルコスは様々な理由を挙げているものの)ルクルスはそれを無視して海から逃げるミトリダテスを見逃した。しかし、その後、ルクルスはミトリダテスの艦隊をトロイアスのレクトン沖で破り、続いてネオプトレモスがテネドス島にいると知ると、ロドスからの援軍5隻を率い、味方の他の船に先んじてそちらに向った。

敵の船首を船尾で受け止めて衝撃を和らげるというデマゴラスの機転によってネオプトレモス艦隊の攻撃を凌ぐと、遅れてきた味方の艦隊と共にルクルスは反撃に転じ、ネオプトレモス艦隊を敗走させた[1]

  1. ^ プルタルコス, 3

参考URL




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「テネドスの海戦」の関連用語

テネドスの海戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



テネドスの海戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのテネドスの海戦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS