クリトのアンドレイ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/20 07:33 UTC 版)
クリトのアンドレイ (クレタのアンドレアス) |
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大主教・成聖者・克肖者 | |
生誕 | 650年頃 ダマスコ |
死没 | 8世紀 ミティリーニ |
崇敬する教派 | 正教会 |
記念日 | 7月4日(ユリウス暦使用教会では7月17日に相当) |
クリトのアンドレイ(650年頃 - 8世紀、希: Ο άγιος Ανδρέας ο Κρήτης, 露: Святой Андрей Критский, 英: Saint Andrew of Crete)は、正教会の聖人(大主教・成聖者[1]・克肖者[2])であり、聖歌作者(作詩者)、神学者。
記事名の転写は教会スラヴ語に由来する、日本正教会の祈祷書等で用いられているもの[3]。「クリト」はクレタ島のこと[4]。アンドレイはギリシャ語からはアンドレアスと転写出来る。
14歳の時、エルサレム近くのマル・サバ(聖サバス)修道院で修道士となった。才能と徳を認められ、エルサレム総主教庁の秘書を務めた後、ユスティニアノス2世の時代にクレタ島(クリト)のゴルティナ(Γόρτυνα)の主教に叙聖された[5]。
教会の公務のためコンスタンディヌーポリ(コンスタンティノープル)に行った後、クレタ島に帰る途中でミティリーニで永眠。永眠年は史家によって異なるものが伝えられている[5]。
大斎の第一週の月曜から木曜までの晩堂大課、および第五週木曜日に歌われる[6]、250の讃詞を含む9歌頌から構成され豊富な精神的かつ神学的な内容を含む、長大なクリトの聖アンドレイの大カノンの作者(作詩者)として知られる。他にもたくさんの各種斎日・祭日の聖歌(祈祷文)を作成した。こうした聖歌・祈祷文作成の伝統は、ダマスコのイオアンなどにも継承された[5]。
脚注
- ^ Святитель Андрей, архиепископ Критский
- ^ Великий Канон прп. Андрея Критского
- ^ クリトの聖アンドレイの大カノン
- ^ ギリシャ語からは「クリティ」と転写出来る。
- ^ a b c Sainted Andrew, Archbishop of Crete (英語)
- ^ 『正教会暦 2010年』11頁・17頁、日本ハリストス正教会教団
外部リンク
- クリトの聖アンドレイ (日本語)
- Sainted Andrew, Archbishop of Crete (英語)
- クリトの聖アンドレイの大カノン (日本語)
- Andrew of Crete, Great Canon of Repentance (英語)
- Покаянный Канон Андрея Критского (ロシア語)
- ΑΓΙΟΣ ΑΝΔΡΕΑΣ ΑΡΧΙΕΠΙΣΚΟΠΟΣ ΚΡΗΤΗΣ (ギリシア語)
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「Andrew of Crete」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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