A-3からA-7型とは? わかりやすく解説

A-3からA-7型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:32 UTC 版)

フォッケウルフ Fw190」の記事における「A-3からA-7型」の解説

1942年3月-4月頃にはBMW 801 D-2エンジン(離昇出力1,700馬力)を搭載し最高速度660km/hを発揮するFw 190 A-3の量産開始された。胴体下面爆弾(ETC-501)を装備し戦闘爆撃機としての運用も可能となった。また様々な改修キット用意された、最初他用途型でもある。7月中旬頃からはエンジン水メタノール噴射装置MW50追加し、これは短時間ながら最大で2,100馬力発揮した他、無線機変更するなどしたFw 190 A-4に移行した。これらのタイプ空対空ロケット弾装備するR6型など多く改修型作られ一部は後にFw 190 F型・G型として制式化される。偵察機型運用されており、これはU4仕様とされていた。1942年9月頃からは第51戦闘航空団(JG51)を皮切りに東部戦線にもFw 190配備されはじめた。A-3は509機、A-4は906機または894機が生産された。 続く1942年末のFw 190 A-5ではエンジン取付前方に152.5mm延長し重心位置修正。ほとんどがなんらかの改修型とされ、ノーマル機体少なかった723生産。この型式はやはり多く改修型作られており、U型については夜間戦闘機仕様から雷撃機仕様まで様々なものがあり、U17までナンバリングされている。そのうちA-5/U10は1943年5月以降Fw 190 A-6として量産され主翼外翼のMG FF 20mm機関砲をより強力なMG 151/20 20mm機関砲(弾数各140発)へ変更した。ただし内翼の機関砲従来通り250発を装備していた。武装MG 17 7.92mm機関銃×2MG 151/20 20mm機関砲×4となる。これは当初東部戦線地上攻撃機として運用されたもので、コックピット周辺防弾装甲付されている。突撃型・夜間戦闘機型も作られた。また主翼強度高め改修が行なわれ、戦闘爆撃型であるF-3型では主翼への爆弾懸吊能力増している。この型は569生産。また1943年末頃からは機首MG 17 7.92mm機関銃MG 131 13mm機関銃変更したA-5/U9を制式化したFw 190 A-7が、アラド社により80機または701生産される

※この「A-3からA-7型」の解説は、「フォッケウルフ Fw190」の解説の一部です。
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