A3 デート(A3DATE)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:32 UTC 版)
「PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントMF機種)」の記事における「A3 デート(A3DATE)」の解説
1985年3月発売。ペンタックス初のワインダー機構内蔵機種であり、データバック(裏蓋交換によるデート印字機能)を標準実装した機種である。ワインダー内蔵に伴い「オートローディング機構」もあわせて実現し、規定位置までフィルムを伸ばしてフィルムカバーを閉じると自動的に1コマ目まで巻き上げられるようになった。ただし、巻き戻し操作は"そのほうが速い"といった理由から手動となっている。 装填フィルム確認用の"覗き窓"と、パトローネのDX情報により自動でISO感度を設定する機能も設けられ、背面フィルム室蓋にあったメモホルダーが廃止された。プログラムAをベースとしながらも「マニュアルモード」が省略されるなど更なる自動化が図られている。ワインダー搭載によって横幅が広がり、軍艦部が広くなったぶん「モード選択ダイヤルが大型化」され操作性は向上している。ただし露出補正機能は簡略化され、逆光補正用の+1.5のボタンが設けられるにとどまっている。
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