95式冷凍レーザータンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 02:47 UTC 版)
「メーサー兵器」の記事における「95式冷凍レーザータンク」の解説
『ゴジラvsデストロイア』に登場。形式番号はCLT-95。所属は陸上自衛隊。通称冷凍メーサー車、冷凍レーザータンク、95式冷凍メーサー車。1995年に制式化された。 デストロイアのミクロオキシゲンを無効化させるために急遽投入された車両。厳密には対ゴジラ用兵器ではないが、メーサー兵器の一部が換装されており、これまでの92式メーサー戦車の流れを汲むメーサー兵器とされる。 装置車と装輪式牽引車(特92式改30トン6輪牽引車、ソニックビームシステム車の牽引車と同型)で構成される。当初は装軌式の牽引車が想定されていたが、対デストロイア作戦が都市部で行われることから、装輪式が採用された。車体は汎用トレーラーを改造している。 超低温レーザー(冷凍レーザー)は、ゴジラ対策が国連G対策センターに移管していた防衛庁(当時)が核災害対策などのために開発していたもので、基本的にはスーパーXIIIに搭載された装備と同様である。ただし、エネルギー変換効率が若干下回るため、最高出力や稼働時間に差が生じている。最大照射時間は11秒、連続発射に要する間隔は4秒。酸素が液化する温度の約マイナス183度以下まで冷却できる。 92式メーサー戦車などとは形状が異なるレーザー発射部のパラボラは、4枚の反射収束版で構成される。非使用時は花の蕾のように閉じている(完全に閉じきるわけではない)が、レーザーの発射態勢に入ると開く。サブウェポンとして、8連装のボックス型ミサイルランチャーを砲塔の両側面に計2基装備。マイナス180度にはおよばないが、冷凍弾を装備している。
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