5代目 KC2型(2015年-2022年)
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「ホンダ・レジェンド」の記事における「5代目 KC2型(2015年-2022年)」の解説
アキュラチャンネル向けのRLについて、2012年4月5日に、ニューヨークオートショーにおいて新たなフラッグシップセダンの方向性を示すコンセプトモデル「RLXコンセプト」を世界初公開することを発表した。 RLXにはAWDとFFの2種類がラインアップされ、AWDにはホンダ・NSX_(2016年)で発表した3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を採用。フロントには「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を採用した最高出力314ps(231kW)のJ35Y型と、最高出力47psの電気モーター1基を内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を、リアアクスルには最高出力37ps(27kW)の電気モーターを左右1基ずつ搭載している。これらにより、381ps(276kw)のシステム出力と30mpg(JC08モードで16.8km/L)の燃費が両立される。基本的にはモーターアシスト型のパラレル式ハイブリッドであるが、後輪にもモーターを搭載したことにより、制御がヴェゼルやアコードとはかなり異なる。 なお、北米向けのRLXは3.5Lのガソリンモデル(KC1)が主力であるが、日本市場においてはアコードなどと同じくハイブリッドモデル(KC2)のみが2014年11月10日に発表され、2015年2月20日から発売された。グレードもHybrid EXのみのモノグレード設定となる。 歩行者への衝突回避を支援する世界初の「歩行者事故低減ステアリング」や、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能等を「Honda SENSING(ホンダ センシング)」として搭載。また、シフトはホンダ初のシフト・バイ・ワイヤ(同社では、「エレクトリックギアセレクター」と呼称)になり、パーキングブレーキも電子制御式になった。 なお、2015年3月より韓国においてもホンダコリアを通じて、4年ぶりに日本市場と同名での販売を再開。パワーユニットはハイブリッドは設定されず、ガソリンエンジン(KC1)仕様のみとなり、インテリアもブラックのみとなる。 2021年3月4日には、国土交通省より自動運行装置として型式指定を受けた自動運転レベル3:条件付自動運転車(限定領域)に適合する渋滞運転機能を装備したタイプが追加された。
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