4th『プロフェシー』 - 1stDVD『ザ・ソング・リメインズ・インセイン』
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「ソウルフライ」の記事における「4th『プロフェシー』 - 1stDVD『ザ・ソング・リメインズ・インセイン』」の解説
4thアルバム『プロフェシー』は、2004年3月30日にリリースされた。このアルバムは、同年4月には最高でビルボード200の82位につけた。オーストラリアではアルバムチャートの50位入りを果たしている。 そして、この大きな鍵となったのがマーク・リゾである。フラメンコ・スパニッシュギターに相当な腕前を見せ、『Mars』『Porrada』『Soulfly4』といった曲でそのエキゾチックな手腕を披露している。ヘヴィロックのリフの鳴らし方、ヘヴィメタル伝統のリード・ソロもこなせる彼は、それまでの2代目ギタリストが持ち得なかった艶やかな要素をバンドに与えた。 セパルトゥラ在籍時代、マックスはブラジルの現地の人々にスポットをあて、『Roots』(1996年)でみられるようなワールドミュージックへの関心をみせた。『プロフェシー』でマックスは伝統的なミュージシャンとレコーディングするためにセルビアに赴き、そのアプローチは続けられた。『Moses』(彼の魂の信条へのストレートな言葉である)という曲において、彼はセルビアのバンド、Eyesburnと共演し、彼の中での英雄の一人であるボブ・マーリーが影響を与えたレゲエを取り入れた。ほかの曲では、セルビア人ジプシーと共演し、中世から伝わる楽器や羊皮でできたバグパイプを使用している。 このアルバムの後、大規模なヨーロッパ・ツアーを実施し、その後夏から秋にかけて全米をIll Niñoと共に世界を回る。 2005年の2月に、ソウルフライは初のDVD『ザ・ソング・リメインズ・インセイン(The Song Remains Insane)』を発売する。世界で行われたライブ映像、インタビュー、バンドのすべてのミュージックビデオが収められ、バンドのバイオグラフィーのようなものになっている。 同年8月、ロードランナー・レコードは、バンド自身の名がつけられた1stアルバムをレーベルの25周年記念の一環として再発売した。この1stアルバム再発売の際に、当時のメンバーにインタビューをしている。ロイ・マイヨルガが「あの頃はおれにとっても最高の時だった」と振り返り、マルセロ・ディアスも、マックスやアルバムに好意的に語っている様子からは、『プロフェシー』製作前の交代劇は、解雇というような後味の悪いものではなかったようである。ソウルフライは、その後も3月から4月にかけてヨーロッパ、アメリカを再度ツアー、ライブを行っている。
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