2018年シーズン:記録的なMVP
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「パトリック・マホームズ」の記事における「2018年シーズン:記録的なMVP」の解説
2018年1月30日、チーフスは、スミスをワシントン・レッドスキンズへトレードし、マホームズが先発QBへ昇格したことを発表した。 チームの先発QBとなった初戦の同地区 ロサンゼルス・チャージャーズ戦で38-28の勝利をあげた。パスで256ヤード4TD0INT、レーティング127.5の活躍で、AFCの週間最優秀オフェンス選手に選ばれた。第1Qにタイリーク・ヒルに投じた58ヤードパスがキャリア初TDとなった。 続くシーズン2試合目のピッツバーグ・スティーラーズ戦では326ヤード、6TD 0INTで、デビュー3試合目での最多TDパス、シーズン2試合目での最多TDパスのNFL記録を更新した。この活躍で1週目に続き、AFCの週間最優秀オフェンス選手に選ばれた。初戦から2週連続でのQBの受賞は2011年のトム・ブレイディ以来である。9月のAFC月間最優秀オフェンス選手に選ばれた。 マンデーナイトで開催された4週目のデンバー・ブロンコス戦では304ヤード1TDに加え、ラッシングでも1TDを記録し27-23で逆転勝利した。6週目のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では352ヤード4TD2INTで43-40で敗れた。続く試合では358ヤード4TD1INTでシンシナティ・ベンガルズに45-10で勝利。さらにブロンコス戦では3試合連続で4TDとなる、303ヤード4TD1INTで30-23で勝利した。 11週目のマンデーナイトで開催されたロサンゼルス・ラムズ戦では478ヤード6TD3INTで51-54で敗れた。この478ヤードは2018年シーズンのリーグ最多記録である。 17週目のオークランド・レイダース戦で2013年のペイトン・マニング以来史上2人目となるパスでの年間5,000ヤード50TDを達成した(デマーカス・ロビンソンへの89ヤードTDパスで達成)。個別の記録としても、5,000ヤードは7人目、50TDパスもペイトン・マニング、トム・ブレイディに次いで3人目となる。 このシーズンでのパス記録はリーグ2位だった(1位はセインツのブリーズ)。リーグ最多のTD数はチーフスとしては1966年のレン・ドーソン以来の記録。チームは12勝4敗でシーズンを終え、3年連続の地区優勝となった。2019年1月12日、地区プレイオフでインディアナポリス・コルツを31-13を破る。これはチーフスとしては1993年以来のホームでのプレイオフでの勝利となった。プレイオフ初出場となったマホームズは278ヤードを投げ1INT、ラッシングで1TDを記録した。チームの1993年以来となるアメリカン・カンファレンス(AFC)決勝はホームアローヘッド・スタジアムでの開催となった。マホームズは295ヤード3TDを投げたが延長の末、37-31でペイトリオッツに敗れた。 オールプロのファーストチーム、2019 Best NFL Player ESPN Award、AFC年間最優秀攻撃選手に選ばれ、チーフスとしては初となるMVP最優秀選手に選ばれた。プロボウルにも選出され出場した。選手間で選出されるNFL Top 100 Players of 2019においては4位にランクされた(QBではブリーズに次ぐ2位)。
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