2018年オフの動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:25 UTC 版)
2018年はクライマックスシリーズで福岡ソフトバンクホークスに敗れ、日本シリーズ進出を逃したものの、辻発彦監督はリーグ優勝の手腕が評価され、新たに2019年からの2年契約で監督契約が更新された。 2018年オフの西武野手陣では、正二塁手の浅村栄斗がFA権の行使により東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。長年にわたり主力捕手を務めた炭谷銀仁朗も同じくFAで読売ジャイアンツに移籍した。2018年に古巣西武に復帰した松井稼頭央は現役を引退し二軍監督に就任した。特に、2018年に不動の3番打者として打点王を獲得した浅村の退団は打線の上で影響が大きいものと考えられ、浅村の抜けた3番と二塁手をいかに埋めるかが2019年の西武打線の一大問題として浮上した。一方、FAの動向決定に先立って10月25日に開催されたドラフト会議では、他の11球団が1巡目指名において3名の高卒野手(小園海斗・根尾昂・藤原恭大)で競合する中、西武は唯一、日本体育大学の投手である松本航を単独1位指名するなど、課題の投手力強化をポイントに即戦力投手を重視した指名を行った。また助っ人外国人についても、2017年から3年契約中のエルネスト・メヒアの残留以外に新たな打者の獲得は行われず、西武野手陣は大きな補強のないまま、FA流出の穴をいかに埋めるかを課題として2019年シーズンを迎えることとなった。
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