2011年(第44回)の興行中止とその後
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「NHK福祉大相撲」の記事における「2011年(第44回)の興行中止とその後」の解説
2011年2月11日に開催される予定であった第44回興行については、主催者であるNHKが前年の野球賭博問題の捜査の過程で発覚した八百長問題などを理由として中止することを、2月3日にNHK会長の松本正之自らが記者会見で発表した。既に購入した入場券は払い戻しに応じることになった(なお、収益の浄財寄付については言及されていない)。当日の模様は2月20日に総合テレビで放送される予定だった。 また、3日後の2月14日には、NHK厚生文化事業団が当初の予定通り、福祉サービスカー5台(既に購入済みの4台及び日産から贈られた1台)を各施設団体に寄贈することを発表。今回の場合は福祉大相撲の収益はなく、事業団の創立50周年事業として900万円を自己負担で賄う形となった。ただし、毎年恒例だった「福祉相撲」の文字を入れずに贈呈。 2012年以降は通常通り開催されているが、2021年(第54回)については2020年の新型コロナ流行の影響やそれに伴う東京都など一都三県に改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が同年1月8日から発令されたことなどを受けて今年度の開催を見送ることを決定した。 2022年については、2月11日の開催予定が組まれ、すでに「お楽しみ歌くらべ」のコーナーで力士とともに出場する歌手5組(西田あい、水森かおり、みちのく娘!、森山愛子、横山由依)の発表、並びにチケット発売(マス席・ボックス席は基本2人掛け。一部1・3人用のマス席あり、その他タマリ席、椅子席は1席づつ開けた「市松模様形式」で販売)することが発表されていたが、初場所後に力士など協会員の感染が続出していることから開催中止(延期開催もなし)が発表された。なおチケット購入者で希望者には、チャリティー収益を差し引いた分を後日払い戻しに応じる
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