2号機改「ブラスト・レイヴン」
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「ブレイズ・レイヴン (フルメタル・パニック!)」の記事における「2号機改「ブラスト・レイヴン」」の解説
機体諸元ブラスト・レイヴン(2号機改) 重量 9.8t(乾燥重量)13.5t(基本装備時) 最高自走速度 130km/h 最高跳躍高 20m 固定武装 JSW及びEHI 「ゴルゴン」155mm榴弾砲アライアント・テックシステムズ 「ブッシュマスター3」35mm機関砲EHI 「リンドブルム」兵装システム 基本携帯火器 無し 搭乗者 アデリーナ・アレクサンドロヴナ・ケレンスカヤ EHIがAS-1の派生案の一つとして考案したもので、AS-1の特徴である高剛性フレームを活かした火力支援を目的とする換装ユニットを装備した機体。アデリーナが使用する。2号機は当初1号機と同じくアジャイル・スラスタを装備するブレイズ・レイヴンであったが、6巻でこの仕様に換装された。<ブラスト・レイヴン>の命名者は霧ヶ谷議員。 アジャイル・スラスタを撤廃した代わりに多数の銃火器を搭載可能としており、機動力の低下と引き換えにM9A1E1「ガーンズバック・アーセナル」並の大火力を実現している。この形態は換装によるものであるため、接近戦で装備が邪魔になる状況などでは砲戦装備をパージして本体のみの身軽な状態になる事ができ、アサルトライフルで格闘戦も行える。 肩部の草摺状のスラスタがあった部分には、兵装システム「リンドブルム」が搭載され、アサルトライフルなどの銃火器を搭載できる。この他、セワード・アーセナル社の開発したデモリッション・ガンを改造した「ゴルゴン」155mm破砕砲、「ブッシュマスター3」35mm機関砲などを装備、膝部の装甲は膝立ち時の姿勢を考慮した形状に変更されている。 圧倒的な火力で敵機甲部隊へ大打撃を与える実力を持ち、「リンドブルム」には地対空ミサイルや、対戦車ミサイル、多目的ロケット砲、地対艦ミサイルなども用意されている。先制攻撃が制限されている現行の自衛隊法では活用の機会が少ないが、将来的に改憲された時の可能性として開発されたプランである。
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