1999年ナイジェリア大会
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「U-20サッカー日本代表」の記事における「1999年ナイジェリア大会」の解説
1999年ナイジェリア大会では、前年のフランスW杯にも出場した小野伸二を中心に、のちにA代表に名を連ねる本山雅志、高原直泰、小笠原満男、遠藤保仁、中田浩二、稲本潤一、加地亮、酒井友之、播戸竜二、2大会連続出場の永井雄一郎・南雄太らを擁した、いわゆる「黄金世代」が、フィリップ・トルシエ監督の指揮の元に準優勝という日本サッカー史上に残る快挙を成し遂げた。大会の直前に主力であった金古聖司・市川大祐を負傷と疾病で欠き、また稲本も負傷の回復途上でコンディションが整わないなど不安視される要素も多かったが、その穴を感じさせぬ各選手の活躍が目立った。精神面・戦術面双方の支柱であったキャプテン小野を警告累積による出場停止で欠いた決勝ではスペインに0-4で完敗したものの、小野・本山は大会ベストイレブンにも選出された。 また、準々決勝のメキシコ戦で、日本の鮮やかなプレーに興奮した観客が試合終了後選手を祝福しようとピッチになだれ込むハプニングがあったことに代表されるように、この大会における日本の試合の質は高かった。グループリーグのイングランド戦では照明灯の半分が突然ダウンし薄暗い中での試合が強行される、決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦では後半開始早々、交代3人枠を使い切ったポルトガルのキーパーが負傷退場し急遽、フィールドプレイヤーが代わりにキーパーになり10人で戦うなどの珍事もあった。注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。 No.Pos. 選手名1 GK 榎本達也 2 DF 手島和希 3 DF 辻本茂輝 4 DF 石川竜也 5 DF 加地亮 6 MF 稲本潤一 7 MF 酒井友之 8 MF 小笠原満男 9 FW 高原直泰 No.Pos. 選手名10 MF 本山雅志 11 MF 遠藤保仁 12 MF 中田浩二 13 MF 小野伸二 14 FW 永井雄一郎 15 FW 高田保則 16 FW 播戸竜二 17 DF 氏家英行 18 GK 南雄太
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