福岡 K-N【フクオカ K-N】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9783号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ぬめりすぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 福岡 K-N よみ:フクオカ K-N |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 福岡県 | |
品種登録者の住所 | 福岡県福岡市博多区東公園7番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金子周平、川端良夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(福岡県産)の子実体を組織分離し育成されたもので、菌さんが丸山形、大葉、厚肉の菌床栽培向きの品種である。 菌糸密度はやや密、菌叢表面の色は無、菌糸生長最適温度は中である。菌さんの断面の形は丸山形、大きさは大、中心部の色(収穫時)は茶褐色、厚さは厚、肉質はやや硬である。菌柄の菌さんへの付き方は直性、長さは長、太さは中、色は淡色、断面の状態は中実、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率はやや小である。子実体の発生型は株生、発生最盛期までの期間はかなり長、発生処理後収穫までの期間はやや長である。収量(生重)は中、有効茎本数は多である。「FPF-17号」と比較して、菌さんのりん皮が多いこと、菌柄が細いこと、収量(生量)が多いこと等で区別性が認められる。 なお、「FPF-17号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に出願者の施設(福岡県久留米市)において、野生種(福岡県産)の子実体を組織分離し、得られた菌株の中から選抜、以後、栽培試験及び特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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