泉郷唐紅【センキョウカラクレナイ】(草花類)
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登録番号 | 第11882号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 泉郷唐紅 よみ:センキョウカラクレナイ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「岸の虹」を交配して育成されたものであり、花は明黄色のかなり大輪で観賞用鉢物向きの品種である草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は褐、強さは中、中空の程度はやや小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として片側に付着である。花の大きさはかなり大、厚みは低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はかなり多である。管状花数は少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は管弁Ⅱ、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり大、幅は極狭、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は明緑黄(同2704)に浅黄橙(同1904)のぼかしが入る、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さはやや細、長さはやや長、生態分類型は秋ギクである。「泉郷ひな祭」及び「泉郷ときめき」と比較して、外花弁表面の色が明黄であること、裏面の色が明緑黄に浅黄橙のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「岸の虹」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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