泉郷の鯱【センキョウノシャチ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10536号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 泉郷の鯱 よみ:センキョウノシャチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「国華雪橋」を交配して育成された物であり、花は黄白色の管物でかなり大輪の、観賞用鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度はやや小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは長、一次欠刻は中、表面の色はやや濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度及び厚さは中、硬さはやや軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は管弁Ⅱ、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり大、幅はかなり狭、外花弁の表面の色及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは中、花首の太さは細、長さは長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「泉郷深草」と比較して、葉幅が狭いこと、葉の一次欠刻が浅いこと、花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者の温室(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「国華雪橋」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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