泉郷旅心【センキョウ タビゴコロ】(草花類)
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登録番号 | 第15167号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 泉郷旅心 よみ:センキョウ タビゴコロ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「国華雨情」を交配して育成されたものであり、花はピンク白色で花弁先端に黄白色のぼかしが入る、かなり大輪で観賞用鉢物向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長はやや短、茎の太さはやや細、色は緑である。たく葉の大きさは小、葉の着き方は水平、葉長はかなり長、葉幅は広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さは深、基部の形は平、表面の色は淡である。舌状花の重ねは八重、花の大きさはかなり大、厚みはやや低、花首の長さはやや長、花たくの形は盛り上がった円錐状である。舌状花の多少はかなり多、向きはやや下垂、主要な形は管弁Ⅱである。返しの大きさは大、玉巻きの程度は強、外花弁の長さは極長、幅はかなり狭、花弁先端の形は尖、舌状花表面の色の分布状態は先端部ぼかし、外花弁の表面の色はピンク白(JHS カラーチャート0701)、複色の色は黄白(同2501)、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)に先端部がピンク白(同0701)のぼかしが入る、内花弁の表面の色はピンク白(同0701)、裏面の色はピンク白(同0701)に淡紫ピンク(同9202)のぼかしが入る。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「泉郷情熱」と比較して、外花弁の表面の地色がピンク白で先端に黄白色のぼかしが入ること、裏面の地色が淡紫ピンクで先端にピンク白色のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「国華雨情」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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