笑の響【ショウノヒビキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10910号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 笑の響 よみ:ショウノヒビキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはかなり太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、側らいの発生程度及びわき芽の複数性は無、節間長はかなり短である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の先端部分の形は尖、一次欠刻は中、欠刻底部の形は中間、葉の表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さは大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3302)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさはやや大、花首の太さはやや太、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「秀芳白泉」と比較して、たく葉が殆どの葉に付着していること、花の大きさが大きいこと、花弁が長いこと等で、「笑海」と比較して、葉の欠刻底部の形が中間であること、花たくの形が平らなドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「笑運」であった。 |
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