笑の翁【ショウノオキナ】(草花類)
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登録番号 | 第11995号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 笑の翁 よみ:ショウノオキナ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはかなり太、色は緑、強さはかなり強、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はかなり少、節間長はかなり短である。葉身長は長、葉幅は中、葉の縦横比は大、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや浅、表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度及び厚さは中、硬さは硬、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は極少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い及び有突起、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり緑色、花たくの形は平らなドーム状、大きさは小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「笑海」及び「笑の響」と比較して、花弁先端の形が丸い及び有突起の混在であること、外花弁の角度が上向きであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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