笑の風【ショウノカゼ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11153号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 笑の風 よみ:ショウノカゼ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統に「笑峰」を交配して育成されたものであり、花は緑白色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色及び裏面の色は濃、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は3~4深裂以上、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は散在、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さは大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は緑白(JHS カラーチャート3701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは中、花首の太さはやや太、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。「笑王」と比較して、たく葉の形が3~4深裂以上であること、たく葉が大きいこと等で、「笑泉」と比較して、たく葉が大きいこと、花の中心部の色が外弁と同色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の温室(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統に「笑峰」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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