JMS 5K-16【JMS 5K-16】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7219号 |
登録年月日 | 1999年 4月 15日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS 5K-16 よみ:JMS 5K-16 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 福井陸夫、鈴木基、宇野木悟、細野靖雄、木村豊成 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株に天然種を交配した品種に「JMS 6V-1」を交配して育成されたものであり,中葉,硬肉の不時栽培向き中温性品種である。菌さんの形は平面が円形,側面が凸形,大きさはやや大,色は褐色,菌さんの厚さは中,肉質は硬である。りん皮の付着部位は全面,大きさは中,色は無である。菌しゅうの形は1型,色は白色,並び方は正常,幅は狭,密度は中である。菌柄の形は1型,長さは中,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.0~1.4,太さは中,色は有,菌柄の肉質は中,毛の多少及び毛の色は有である。子実体の発生時期(不時栽培)は周年,発生温度は中温である。乾物率は10~14%,子実体1個当たりの平均乾重は2.5~2.9g,収量性は中である。「JMS 2H-5」と比較して,菌さんの肉質が硬いこと,りん皮の付着部位が全面であること,菌柄の肉質が軟らかいこと等で区別性が認められる。なお,「JMS 6V-1」,「JMS 2H-5」,「1303C」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の施設(栃木県宇都宮市)において,「JMS 7V-7」に出願者所有の系統菌株を交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「JMS 5K-1」であった。 |
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