點眼藥とは? わかりやすく解説

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点眼薬

読み方:てんがんやく
別表記:点眼液

眼球直接投与する薬剤のこと。一般に目薬のことを指す。なお、鼻に直接投与するものは、点鼻薬呼ばれる

てんがん‐やく【点眼薬】

読み方:てんがんやく

点眼剤」に同じ。


点眼薬

目薬のこと。 

目薬

(點眼藥 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 00:52 UTC 版)

目薬(めぐすり)とは「点眼薬」「点眼液」の通称で、に直接投与する液状のである(薬機法医薬品[注釈 1]に分類されている)。市販されているものと薬局で処方箋なしで買えるもの、医師から処方されるものがある。日本薬局方においては「点眼剤」として規定されている[1]


  1. ^ なお、2009年度からの改正薬事法によるリスク区分では抗アレルギー成分のケトチフェンフマル酸塩が配合されている目薬は第1類医薬品、40系の目薬や涙液型目薬は第3類医薬品、これ以外の目薬は第2類医薬品に分かれる。
  2. ^ ただ、最近では防腐剤フリーの目薬も出回ってきている(元々添加物として配合されている緩衝剤等を組み合わせることで防腐剤を配合しなくても防腐作用を発揮するものである[6])。主にコンタクトレンズユーザー向けの目薬に多いのだが、一部の涙液型目薬・40系目薬・アレルギー向け(専用)目薬・子供用目薬も防腐剤フリー化されている。
  1. ^ 「日本薬局方」ホームページ - 厚生労働省
  2. ^ 乾いた瞳にうるおいを!ドライアイ専用目薬「ノアールCL」(佐藤製薬)”. www.sato-seiyaku.co.jp. 2022年12月16日閲覧。
  3. ^ 島崎敦「治療薬シリーズ(8)緑内障 1)緑内障治療薬の基礎」『日本薬理学雑誌』第128巻第4号、日本薬理学会、2006年、250-254頁、CRID 1390282679250175616doi:10.1254/fpj.128.250ISSN 00155691 
  4. ^ サンテメディカル12 参天製薬日本サイト
  5. ^ 中村葉「学童近視の治療 : 低濃度アトロピン」『医学のあゆみ』第279巻第2号、東京 : 医歯薬出版、2021年10月、125-129頁、CRID 1523951031000807552ISSN 00392359  (要購読契約)
    森紀和子「近視進行抑制法の最前線」『視覚の科学』第43巻第1号、日本眼光学学会、2022年、1-7頁、CRID 1390291767777124736doi:10.11432/jpnjvissci.43.1ISSN 0916-8273 
  6. ^ スマイルの防腐剤無配合技術について”. ライオン株式会社. 2019年3月14日閲覧。
  7. ^ 医療用点眼剤の製剤設計・製造”. 一般社団法人日本眼科用剤協会. 2017年3月24日閲覧。
  8. ^ a b c Mark B. Abelson, MD, CM, FRCSC, FARVO, and Ashley Lafond, Andover, Mass., 3,500 Years of Artificial Tears
  9. ^ 『仁丹は、ナゼ苦い?』ボランティア情報ネットワーク、1997年、6頁。 
  10. ^ 布施昌孝, 片倉道啓, 佐藤百合子, 吉田義孝, 照井和幸, 福島豁行, 鈴木彰「市販点眼薬の微生物汚染について」『病院薬学』第4巻第2号、日本医療薬学会、1978年、70-73頁、CRID 1390282679752202624doi:10.5649/jjphcs1975.4.70ISSN 0389-9098 
  11. ^ 目薬の使い方|一般社団法人 日本眼科用剤協会”. gankayozai.jp. 2023年10月31日閲覧。
  12. ^ 点眼薬で感染症や死亡の報告、メーカーがリコール発表 米FDA”. CNN.co.jp. 2023年10月31日閲覧。
  13. ^ Research, Center for Drug Evaluation and (2023年10月30日). “FDA warns consumers not to purchase or use certain eye drops from several major brands due to risk of eye infection” (英語). FDA. 2023年10月31日閲覧。
  14. ^ 要出典。誰?は『目薬のOEM製造が多いのは専用の生産設備が必要なせいだ[要出典]』だと云った?
  15. ^ ことわざを知る辞典「二階から目薬」
  16. ^ a b c 広辞苑第六版【目薬】


「目薬」の続きの解説一覧

点眼薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 02:41 UTC 版)

ブロムフェナク」の記事における「点眼薬」の解説

2000年日本で「ブロナック」の商品名販売開始された。2005年FDA認可し「Xibrom」の商品名販売開始された。これらは1日2回の点眼薬であったが、2010年にはFDA1日1回点眼タイプの「Bromday」を承認している。日本での適応は、外眼部及び前眼部炎症性疾患対症療法眼瞼炎結膜炎強膜炎(上強膜炎を含む)、術後炎症となっている。FDAでは、眼科手術1日前から術後14日目までの投与限定して認可されているが、日本では術後投与日数制限はない。抗炎症作用角膜限定されず、網膜においても抗炎症効果発揮され恒常性を保つ作用があることが知られる副作用としては角膜びらん知られており、承認時及び使用成績調査では3,843例中の16例(0.42%)に認められているに過ぎないが、進行する角膜潰瘍角膜穿孔進行しうる重大な副作用である。 保存剤として、ベンザルコニウム塩化物添加されているので、コンタクトレンズ使用している場合は、点眼後5分間経過後にコンタクトレンズ装用することが指導されている。

※この「点眼薬」の解説は、「ブロムフェナク」の解説の一部です。
「点眼薬」を含む「ブロムフェナク」の記事については、「ブロムフェナク」の概要を参照ください。


点眼薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 22:34 UTC 版)

外用薬」の記事における「点眼薬」の解説

詳細は「目薬」を参照 目薬のことで、目に点眼して目の症状疾患治癒したりする薬剤総称

※この「点眼薬」の解説は、「外用薬」の解説の一部です。
「点眼薬」を含む「外用薬」の記事については、「外用薬」の概要を参照ください。


点眼薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 09:33 UTC 版)

エピナスチン」の記事における「点眼薬」の解説

点眼薬の重大な副作用記載されていない国内長期臨床試験130例中2.3%に軽微な副作用認められた。内容は眼刺激感(1.5%)、眼の異物感(0.8%)、羞明1件(0.8%)となっている。

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「点眼薬」を含む「エピナスチン」の記事については、「エピナスチン」の概要を参照ください。

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