黄綬褒章
英語:Medal with Yellow Ribbon
褒章の一種。多年にわたり仕事に励んできた、人々の模範たるべき人に対して授与される栄典。
内閣府ウェブサイト「褒章の種類及び授与対象」では、黄綬褒章の授与対象について次のように述べている。
業務に精励し衆民の模範である者また褒章制度の根拠として明治14年に制定された「褒章条例」第一条でも、黄綬褒章はほぼ同じ内容で規定されている。
業務ニ精励シ衆民ノ模範タルベキ者ニ賜フモノトス黄綬褒章の受賞者の多くは実業家である。さまざまな産業分野における事業の経営者が黄綬褒章を授与されている。2012年春に発表された受賞者の中には、行政書士、農家、檜皮葺の職人も含まれている。
褒章には、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、紺綬褒章、藍綬褒章の6種がある。いずれも天皇陛下の名において徽章と共に授与される。
いずれの褒章も、毎年の春と秋にそれぞれ発表されている。春はみどりの日に、秋は文化の日に発表され、それぞれ「春の褒章」、「秋の褒章」と通称される。
関連サイト:
褒章の種類及び授与対象 - 内閣府
褒章条例 - e-Gov
褒章
黄綬褒章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)
黄綬褒章(おうじゅほうしょう)は「業務ニ精励シ衆民ノ模範タルベキ者」に授与される。「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方」に授与されると説明する。 1955年(昭和30年)、褒章条例の改正により紫綬褒章とともに制定された(昭和30年政令第7号)。同年には、多年にわたり水稲農作技術の向上に努力した北海道の天崎正太郎が受章第1号として授与された。以後、毎年500人から600人が受章している。2003年(平成15年)の栄典制度改正では、「第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような技術や事績を有する者を対象とし、受章者数の増加を図る」こととされた。
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