旧黄綬褒章とは? わかりやすく解説

旧黄綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)

褒章」の記事における「旧黄綬褒章」の解説

旧黄綬褒章は、1887年明治20年3月14日詔勅始まった防海費献納運動沿岸防衛事業への私財提供運動)に賛同して私財政府献納した者への賞与として、「黄綬褒章臨時制定ノ件」(明治20年勅令第16号)により「私財献納シ防海ノ事業賛成スルモノニ授与スル」とし、金章銀章定められた。政府内規では、1000円上の献納者には銀章を、1万円上の献納者には金章授与することとされた。このときの受章第1号は、それぞれ金章松平茂昭銀章中井右門中井銀行代表、清酒問屋であった。 防海事業に対す私財献納出願同年9月30日締め切られ褒章授与願い出た上で献納済ませた者から順に行われて行き1894年明治27年1月10日荻野六郎最後に停止されるまで、金章54名、銀章が572名、合計626名へ授与された。 旧黄綬褒章は、1947年昭和22年)の内閣官制廃止に関する政令昭和22年政令第4号)により根拠勅令とともに廃止された。 旧黄綬褒章(メトロポリタン美術館所蔵(金)表面 (金)裏面 (銀)表面 (銀)裏面

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