食習慣の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:16 UTC 版)
食事のう蝕に対する科学的根拠と関連性の強さ(WHO/FAO、2003年)リスク低下関連なしリスク増加確実フッ化物 デンプン(米、ジャガイモやパンのような調理されたあるいは生のデンプン食品。砂糖が加えられたケーキ、ビスケットやスナックを除く。) 遊離糖類の量、遊離糖類の頻度 可能性が高い堅いチーズシュガーレスガム 丸ごとの新鮮な果物 可能性ありキシリトール牛乳、食物繊維 栄養失調 不十分丸ごとの新鮮な果物 ドライフルーツ 遊離糖類は、砂糖だけでなく単糖類、二糖類、はちみつ、果汁、シロップも該当する。 世界保健機関 (WHO) の2003年の報告では、砂糖の摂取量が少ない場合、虫歯の発生が少ない。同WHOの報告で、酢や炭酸、クエン酸やアスコルビン酸(ビタミンC)のような酸が多いソフトドリンクやピクルス、柑橘類のような飲食品の消費が多ければより歯が侵食される。これは酸蝕症と呼ばれる。 世界保健機関は2014年には、口腔の健康に対するシステマティック・レビューを元に、砂糖の摂取量をこれまでの1日あたり10%以下を目標とすることに加え、5%以下ではさらなる利点があるという砂糖のガイドラインのドラフトを公開した。砂糖では、2000キロカロリーの10%は50グラム、5%は25グラムである。
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