風が吹けば桶屋が儲かる
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 07:08 UTC 版)
風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)とは、日本語のことわざで、ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩えである[1]。また現代では、その論証に用いられる例が突飛であるゆえに、「可能性の低い因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論・言いぐさ」を指すことがある[2]。 「大風が吹けば桶屋が喜ぶ」などの異形がある[3]。
- ^ 山内泰之 2001, p. 1.
- ^ 石川忠幸 2008, p. 42.
- ^ ライフスタイル編集部 2021, p. 83.
- ^ a b c 丸山健夫 2006, p. 10.
- ^ 原典は著作権保護期間満了につきPD。表記は文献により多少の違いがある。読み仮名は原典にはない。
- ^ 博文館編輯局 1895, p. 154.
- ^ 十返舎一九 1917, p. 68.
- ^ a b 影山教俊 2009, p. 265.
- ^ 十返舎一九 1908, p. 80.
- ^ 桶屋は小僧が頼んだ手桶の修繕を断り、「急ぎなら棺屋(こしや)に持っていけ、通称が早桶屋だから」と返答する話が落語にある。
- ^ 日南町 2021.
- ^ かきもち 2021, p. 43.
- ^ かきもち 2021, p. 41.
- 1 風が吹けば桶屋が儲かるとは
- 2 風が吹けば桶屋が儲かるの概要
- 3 関連項目
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