顕正会の勤行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 14:13 UTC 版)
冨士大石寺顕正会では創価学会とは違う独自の朝夕の勤行を行う。前身の妙信講が1974年(昭和49年)に日蓮正宗から破門される前はもちろん、破門後でも「日蓮正宗顕正会」の時代には五座三座の勤行を行っていたが、現在の「冨士大石寺」顕正会への改名後にスタイルが変更された。 「創価学会#冨士大石寺顕正会との関係」も参照 妙信講時代の破門、その後に幹部が信徒除名となったことで創価学会や宗門等に見られるような入会と同時に本尊授与をされることはなくなった。このため一般会員は日々の勤行に於いて、自宅より遠く戒壇の大御本尊を直接拝み参らせる遥拝勤行に徹しているのが大きな特徴であり、学会が御本尊に正対するか用意できない場合は東を向いて座るのが望ましいとしているのに対し、顕正会では大石寺の方向を向いて座る。 詳細は「遥拝勤行#実践」および「冨士大石寺顕正会#教義」を参照 「信者#冨士大石寺顕正会」も参照 1998年(平成10年)6月15日、顕正新聞で「御観念文の改正」が発表され、方便品、自我偈を各1回読誦しその後に唱題する現在の勤行形式を創価学会に先駆けて採用。 顕正会では、毎週日曜日の午前に会員が会館に集合して一堂で行う「日曜勤行」も行われている。埼玉県さいたま市大宮区の顕正会本部会館では日曜勤行が午前中3回に分けて行われ、特に1回目は会長・浅井昭衛が自ら導師を務めることもある。
※この「顕正会の勤行」の解説は、「勤行 (日蓮正宗)」の解説の一部です。
「顕正会の勤行」を含む「勤行 (日蓮正宗)」の記事については、「勤行 (日蓮正宗)」の概要を参照ください。
- 顕正会の勤行のページへのリンク