領土変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 12:24 UTC 版)
「イタリアとの平和条約」の記事における「領土変更」の解説
アドリア海の島(ツレス島、ロシニ島、ラストヴォ島(英語版)、パラグルジャ)、イストリア半島のミルナ川(英語版)から南の部分、ダルマチアのザダル、リエカとプリモルスカ地方のほとんどがユーゴスラビアに割譲された。 ドデカネス諸島がギリシャに割譲された。 ラ・ブリギュ(英語版)、タンド、フランスとイタリアの国境沿いの小さな町がフランスに割譲された。 アルバニアの独立が承認され、サザン島(英語版)がアルバニアに割譲された。 エチオピアに対する請求が放棄され、エチオピア帝国が再興された。 リビア、エリトリア(英語版)、ソマリランドを含む、植民地に対する請求が放棄され、イタリア植民地帝国が解散された。 中華民国とのイタリア有利な通商条約が破棄された(加えて1901年9月7日に天津に設置されたイタリア租界も中華民国に返還された)。 トリエステと周辺地域がトリエステ自由地域と呼ばれる新たな独立地に組み込まれた。1954年、主要地域と自由地域の管理は、アメリカ合衆国連邦政府とイギリス政府からイタリア政府に委託され、ユーゴスラビア軍の委任地がトリエステ自由地域に関するロンドン了解覚書でユーゴスラビア政府に委譲された。 1950年12月2日の国際連合総会決議390 (V)による勧告で、1952年9月11日にエリトリアはエチオピアと連合したが、1991年5月24日に事実上の独立を果たし、1993年5月24日に法的に承認された。 イタリア領ソマリランドは1949年にイタリアの信託統治領になるまでイギリスが統治し、1960年にイギリス領ソマリランドと合併されソマリアになった。
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