音楽上の特色とは? わかりやすく解説

音楽上の特色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:36 UTC 版)

ローリング・ストーンズ」の記事における「音楽上の特色」の解説

ローリング・ストーンズ音楽的ルーツは、黒人音楽ブルースにある。デビュー曲の「カム・オン」はチャック・ベリーカバーである。彼らがデビューした1960年代初期アメリカイギリスでも、まだまだ黒人対す差別根強く、「ブルースレコード・ジャケットには、黒人顔写真載せてならない黒人ミュージシャン本人顔写真を含む)」という慣習のある州さえ多かったこうした時代イギリス出身白人グループありながら黒人音楽であるブルース心から尊敬し影響を受け、黒人なりきって歌や演奏表現しようとしたバンドローリング・ストーンズである。彼らは更にブルースだけでなく、モータウンスタックスといったレコード会社代表される同時代黒人音楽吸収したローリング・ストーンズ活躍は、黒人音楽ルーツをもつ、他の白人ミュージシャン1960年代後半から1970年代初頭にかけて、米英などで多数登場するきっかけとなったともいえる。 ローリング・ストーンズサウンド欠かせない特徴として、その独特のリズムがある。本来バンドであればドラムベース絡みが重要といわれているが、ストーンズは違う。そのリズムとなるのは、チャーリー・ワッツドラムスキース・リチャーズ弾き出すリズム・ギターにある。この2人が絡むことで、その独特のリズム生まれている。ワイマンベースワッツドラムス抜群コンビネーションだった。しかし、1993年ビル・ワイマン脱退して以来リズム隊変わってしまい、サポート・メンバーであるダリル・ジョーンズには不満を抱くファンも多い。 ローリング・ストーンズは、黒人音楽流行取り入れ一部メンバー交替や、様々なアクシデント乗り越えデビュー40周年超えた21世紀至ってもなお、ブルースもしくはリズム・アンド・ブルースルーツロックンロールという音楽で、第一線現役続行している。

※この「音楽上の特色」の解説は、「ローリング・ストーンズ」の解説の一部です。
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